12月17日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101216_202013_absalon-redevenir-n-1-en-2011.html

VTT(MTB) Absalon : «2011はナンバーワンに返り咲きたい»




Q Julien, あなたは先日父親になったばかりですね。そのことによって、レースの準備やアプローチは変わりましたか?

YesでもありNoでもある。
父親になって責任感が生まれたし、ストレスも増した。
はじめ、夜が厳しかったよ。※多分夜泣き?
この夏はちょっと辛かったな。
でも6カ月いろいろ経験して、リズムも安定してきたんだ(笑)


来シーズンはもっと楽になっていると思う。
でも息子のために走るということは、さらなるモチベーションを与えてくれる。
息子が誇れるような父親になりたいんだ。
たとえ今彼は何も理解できなくても。
後々こういうつもりだ。「おまえもいたんだよ」


トム(※息子)のためにオリンピックタイトルを持ち帰りたいと思っている。
彼はその時2歳になる。
何も覚えていないと思うけど、断片的な記憶はあるかもしれない。








Q 2011年はオリンピックが開催される前年ですね。ライバルのマークをしたり、オリンピックに向けてリーダーとしての地位を確保するつもりですか?

選手ランキングナンバーワンに返り咲きたいと思っている。
2010年は、結構テクニックの問題で泣いた。
それによって、いくつか目標を達成できなかったんだ。


これらのことは、僕の意思や、身体的な問題や、コンディションと全く関係ないことを証明したい。
このオリンピック前年のシーズンで、こういった小さなテクニックの問題を解決していきたい。
そして新たに勝利していきたいと思っている。







Q レースの形式に変更がありましたね。2時間が1時間40分に短縮されたことは、あなたにとってアドバンテージがあることですか?
どう準備を進めますか?

アドバンテージかそうじゃないか、こっちが選べることじゃない。
UCIが決めた規則には従うしかない。
すべては適応することにかかっている。
レーニングもこの新しい形式に対応させるつもりだ。
出来る限り早く適応できた選手が、アドバンテージをもつ。
常に先取りしていかなくちゃ。
このレースの短縮を、数週間前に知った。
時間を無駄にかけることなく、すぐにでも考慮にいれなければ。

Sophie DORGAN, La Plagneにて





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Vinit ロンドンを見据える


23歳のGuillaume Vinitは、プロ入り初シーズン困難に直面した。
ワールドカップ2005の優勝者の彼は、

Vinit


2011年は国際舞台に返り咲きたい。そして2012オリンピック代表選考候補者に入りたい。
代表枠は3人しかいない。
でもまずJulienは確実だろう。
他の2つの枠の候補者は、たくさんいるんだ。

Julien と他2名。
だがJulien Absalon は若手より上だと、自分をみなしていない。
彼らから学ぼうとさえしている。

Julien


彼らは僕よりずっと若いし、新しいスポーツ観をもっている。
この新しい世代は、純粋にMTBのために生まれてきた、そんな選手達なんだ。


僕の前の世代は、まず自転車競技をロードではじめて、そのあとMTBにやってきた。
僕はMTBで自転車をはじめたはじめての世代に属している。
でもかなり遅い段階で14歳になってからだった。
Guillaume も自転車をはじめたのはMTBだったけど、9歳からだった。

技術的に、彼らは自転車学校の産物だ。
テクニックはものすごいものを持っている。
そうやって走り方が改善されていくんだろう。下りを凄い速さで下れるように。
もう今の時代、テクニックで劣る選手なんていないんだ。