12月15日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101215_133158_le-cas-keisse-inquiete-l-ama.html

WADA ケイセの件を案じる


ベルギー人自転車選手 Iljo Keisse の件が、波乱を巻き起こしている。
WADA(フランス語だと Agence Mondiale Antidopageで『AMA』世界反ドーピング委員会)はブリュッセル裁判所がベルギー人選手に
ベルギー国内レース出場を許可したことに怒りを表明。
ケイセは2008年12月のドーピング陽性を受けて、7月にスポーツ調停裁判所(以後TASと略)から2年間サスペンションを言い渡されていた。


AMA会長 John Fahey


ベルギーでの特異なこの状況は、非常に心配なものであり、
私が思うに、TASの国際スポーツ裁判所としての全世界への適用を危うくするものである。
これはクリーンなスポーツに対しての侮辱である。


27歳のトラック選手は、スイス裁判所ではなく、地元の裁判所にTASの判決の不服を訴えていた。
彼はブリュッセル裁判所から11月にサスペンションのサスペンションの仮判決を受け、4月の最終判決を待っている。





やっぱり来たか・・・という思いが。
う〜ん。ケイセを走らせたいという地元の願いが、
こういうサスペンションのサスペンションを生んだんだと思うんだけど、
やっぱりちょっと変な気もする〜〜


でも無意味に判決を遅らせる?ような
選手にとっては期限の不利益しか受けないようなドーピング事件が
このところよく目にされるのも事実。