10月19日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101019_120544_la-part-belle-aux-alpes.html



4つの頂上ゴール、
たった1つの個人タイムトライアル、
中央山塊を通過。


Christian Prudhommeは火曜日、ツールドフランス2011のコースを発表、それは全くの山岳コースだった。


ある1つのことを引き立たせるために、多くの山岳を犠牲にする。
火曜日発表されたツールドフランス2011のコースは、ガリビエ100周年を祝う、アルプスを見せ場とするものだ。
だが、運営委員会は、前哨戦から早くもマイヨジョーヌを狙う選手達のために、第1週からレースを厳しいものにした。
チームタイムトライアル (23 km) が2日目にあるものの、
ツールドフランス初めの3分の1から、選手達を選抜する山岳ステージが登場。
Vendée からブルターニュ、ノルマンディー、中央山塊を通り、ピレネーに。

Alouettes (1級), Mûr-de-Bretagne (第4ステージ)
Super-Besse (第8ステージ)
Saint-Flour (第9ステージ)

スプリンター達に約束されたステージがその間に入る。

Redon (第3ステージ)
Lisieux (第6ステージ)
Châteauroux (第7ステージ)


2010のトゥルマレ峠のように、ガリビエ峠は2度違う斜面で登場する。

・1度目はAgnel峠、Izoard峠を通り、山頂ゴール。
・その翌日は最難関の北斜面を通りラルプデュエに至る109 km


2008のヴァントゥーまで持ち越されるサスペンスと対照的に(2009年じゃない?)
Christian Prudhomme はピレネーを取り除くことなく、登場させる。

・Luz Ardiden (第12ステージ)
・Plateau de Beille (第14ステージ)

最終週はアルプスの宝石箱。

伝説的ガリビエ、
そして近年の伝説、ラルプデュエ。

2つの超級山岳の頂上ゴールは2日連続で登場する。



Christian Prudhomme はたった1度、グルノーブルで41㎞の個人タイムトライアルしか登場させていない。
チームタイムトライアルは第2ステージ Essarts 周辺で行われるが、距離は 23 km。

レースを形作らないように。

他、特質すべきことは、タイトル保持者 Alberto Contadorが、UCIにクレンブテロール陽性を言い渡され、セレモニーに不出場。

Christian Prudhomme


この状態を長引かせるべきではない。

21ステージ


1) Passage du Gois - Mont des Alouettes
2) Les Essarts - Les Essarts (clm par équipes - 23 km)
3) Olonnes-sur-Mer - Redon
4) Lorient - Mûr-de-Bretagne
5) Carhaix - Cap Fréhel
6) Dinan - Lisieux
7) Le Mans - Châteauroux
8) Aigurande - Super Besse
9) Issoire - Saint-Flour
10) Aurillac - Carmaux
11) Blayes-les-Mines - Lavaur
12) Cugnaux - Luz Ardiden
13) Pau - Lourdes
14) Saint-Gaudens - Plateau de Beille
15) Limoux - Montpellier
16) Saint-Paul-Trois-Châteaux - Gap
17) Gap - Pinerolo
18) Pinerolo - Galibier-Serre Chevalier
19) Modane - Alpe d'Huez
20) Grenoble - Grenoble (clm individuel - 41 km)
21) Créteil - Paris - Champs-Elysées









http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101019_133304_nouveau-bareme-pour-le-vert.html

ポイント賞に新規則

ツールドフランス2011のポイント制度が新たになる。
中間スプリントは各ステージ1回。
だが、ゴールポイントの半分のポイントが与えられる。



Mark Cavendish はポイント賞獲得に向けて新たな戦術を練らなければならないだろう。
平坦ステージの見え透いたシナリオ、逃げは失敗する運命にあり、集団スプリントに向けて集団再編成。
これはツールドフランス運営委員会を飽き飽きさせたようだ。
中間スプリントを一新することによって、今まで単一だったリズムを打破。
Christian Prudhomme はポイント賞の新規則を発表。
各ステージに、唯一の中間スプリントが設けられる。
先頭15人がポイントを獲得、1位には取り分が多く、ゴールポイントの半分が与えられる(昨年は6ポイント)

ツールドフランス・ディレクター


これはスプリンターのためだけのポイントではない。
スプリントのためのポイントだ。

ステージ優勝のコレクター(3年で15勝)、だがつねにポイント賞と縁がない Mark Cavendish は
戦術を新たにしなければならないだろう。

カヴェンディッシュ


まず、ステージ優勝を狙うよ。
集団スプリントを競いたい。
でも、あまりにも難しいゴールは自分向きじゃない。
中間スプリントの規則が変わったことを知ったところだ。
新たなアプローチを見つけなければならないね。

2009ポイント賞、2010ポイント賞部門3位、
Thor Hushovd は2011年、スプリンターの戦いに混ざるつもりはなさそうだ。
世界チャンピオンは新たな役割分担を担っている。

フースホフト


平坦でのスプリントでは、3、4年前からカヴェンディッシュを打ち負かしたことがなかった。
Tyler Farrarがカヴェンディッシュを打ち破るのをアシストするつもりだ。
自分が3位や4位で終わるより、その方がいい。
ファラーがポイントを獲りに行くだろうから。
そして2011年は、中間スプリントを避けて通ることができない。








http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101019_141223_-si-cela-vient-de-la-viande.html

火曜日午前中、 Palais des Congrès でツール2011のコース発表が行われたとしても、
3か月前クレンブテロール陽性のAlberto Contador出場はまだ不確定だ。
スペイン人選手が異常値の発表のさいにも、すみやかな決断を望んだが、
UCI会長 Pat McQuaid はまだこの件のスケジュールを決めかねている。

Pat McQuaid


わからない。
UCI, AMA,司法専門家たちはこの件の調査を続けている。
出来る限り早く結論が出せるよう努力しているが、それがいつだかはわからない。

会長はこの検査の例外的性格による審議期間を指摘。

Pat McQuaid


我々が検査結果を得て、それがクレンブテロールだと分かった時、
まず選手に警告をだした。
彼は原因について彼の見解を出し、それが受理できるかどうか正当性を知るために検査している。

だが禁止薬物の存在は、ごく極少量。
自動的にツールドフランス優勝者にサスペンションを下すわけにいかないと McQuaidは認めた。

Pat McQuaid


もしこの物質が、食肉に含まれていると証明できたら、
アスリートにサスペンションを下すのは、とても不当なことだろう。

レンブテロール陽性、だが食肉にそれが含まれていると証明、1年サスペンションを下されたAlessandro Coloの前例は
判例として使用できないだろう。

Pat McQuaid


それぞれの事件の詳細は異なっている。

Ettori Torri (イタリアオリンピック委員会会長)がドーピングの普遍性について語った発言について
Pat McQuaidはカウンターアタック

Pat McQuaid



今日、殆どの選手がクリーンだと私は確信している。
自転車競技はドーピングとの戦いにおいて最もすすんだ競技だ。
このスポーツは信憑性を獲得している。
そして我々は今後それを続けて行くだろう。
今、私は4年のサスペンションを可能にすることを求めている。







http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101019_165709_-.html

ツールプレゼンの各方面の反応

Ivan Basso (ITA, Liquigas, ジロ2010優勝選手)


もちろん、素晴らしいツールだ。
もちろん、熱狂者達の前で走れるなんて幸せなことだと思う。
偉大なる自転車競技のステージだ。ツールでとても大事なスペクタクルにあふれている。
今年はジロに優勝したけど、それは自分がグランツールで勝利を狙えるということを意味すると思う。
ツール2010ではあまりいい成績が出せなかったけど、今年のジロは特別だった。
ジロであまりにも力を出し過ぎてしまった。
だから回復に多くの時間を要したんだ。
悪い時を経て、それが7月に重荷となった。
33歳の選手にとって、この種のレースでまだ何かができると思う。

Nicolas Roche (IRL)


チームタイムトライアルには準備万端で臨まなければならない。
でなければ1'30'' や 2''は軽く失ってしまう。
スタートからキツク、最後まで難しい。
頂上ゴールのオンパレードだ。
でもそれも自分は嫌いじゃない。

トップ10を目標に掲げるよ。
今年はちょっと運が悪くて15位だった。
つまり、さらに上の目標を設定したいということだ。
そうやって、みんな向上していくものだ。

Mauro Gianetti (Geoxマネージャー)


我々の2人のリーダー (Sastre と Menchov) はツール出場を望んでいる。
こんなレベルの2人を一緒に出場させるなんて、面白いことだ。
Carlos (Sastre)は3グランツールに出場する気でいる。
Menchovは、スパの痛手を忘れられないでいる。彼はツールに勝てたはずだから。

Marc Sergeant ( Omega Pharma マネージャー )


序盤から緊張感あふれるツールになるだろう。
ゴール付近に上りが登場する。
スプリンターチームがコントロールするのは難しいだろう。
ポイント賞の規則改定もあり、チームの戦術を変える必要があるだろう。
Van den Broeck (2010ツールで5位)にとって、タイムトライアルが少なくなったのはいいニュースだ。
それが彼の弱点だから。





http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20101019_174406_-parfait-pour-andy.html

アンディにとって完璧な


Lance Armstrong が子供の誕生を祝っている時、
Alberto Contador がクレンブテロール陽性でスペインにとどまっている時、
シュレック兄弟はツールドフランス2011プレゼンのスターだった。

1) なぜならAndyは2010ツールで2位、コンタドールがサスペンションを受けた場合、1位に昇格。
2) 2人のルクセンブルグ人クライマーは、クライマー向けのツール2011は優勝候補筆頭になるだろう。

コンタドールの件について、正面入り口でAndy Schleckが彼の見解を述べた。

アンディ


彼が無実で、それを証明できることを祈っている。
僕は会議場や研究室で2010ツール優勝を獲得したいとは思っていないから。


2011ツールのマイヨジョーヌを喜ぶために、2010の2位を受け入れる?

シュレックチーム、スポーツディレクター Kim Andersen


彼にとって、完璧なコースだ。

アンディ


たった1つのタイムトライアルは、レース終盤に行われる。
それがアドバンテージになるのは明白なことだ。

今年は53 kmでもタイムを失わなかった。
来年はそれが41 kmしかないんだ。



2009で5位、落車で今年は棄権したフランクは、満面の笑みを浮かべていた。

フランク


クライマー向けのツールだ。
ピレネーはとても難しい。
アルプスも同じくだ。
峠がたくさんある。上りも休みない。

アルプスの長い行程は2人のクライマーの欲するところだろう。

アンディ


一番印象的なステージは、Agnel とIzoardの峠を通るGalibierゴールの日だ。

フランク


アルプス最終日(109 km Galibierを通りAlpe d'Huezゴール)は足にくるだろうな。

2人の兄弟は新チーム発足に取り掛かる。
だが所属選手のすべての名前はまだ明かされていない。
Fabian Cancellara は含まれる?

フランク


チーム・タイムトライアルで、僕らは非常に強さを発揮すると思う。


クライマーのクオリティーを見込まれてシュレックチームに移籍する Brice Feillu は
すでにアシストの役割として準備を進めている。

ブリース・フェイユー


来年の個人的な目標は、彼らに出来る限り最善を尽くすことだ。
彼らに、僕を信頼したことは正しかったということを証明するために。


長かった・・・
粗雑な訳になってしまったかも〜
写真CORVOSさんからお借り