それぞれの反応

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100713_200240_armstrong-s-il-y-a-une-occasion.html


Luis Leon Sanchez (ESP/Caisse d'Epargne) ステージ2位

総合で出来る限りタイムを稼ぐことを期待していた。
Christophe Moreau と Ivan Gutierrezはファンタスティックな仕事をして、
この目標に向けて1日中僕をサポートしてくれていた。


マドレーヌの登りでは全力をつくした。
平坦で、チームカーからステージ優勝するよう命令を受けた。
でもこんな風に計画を変えたら、上手くいくのは難しいだろう。


集団後ろで、体力を回復させようとした。
でもスプリントで、勝てるほど僕にはもう力が残っていなかった。

一番元気で、一番早かったCasarを祝福すべきだろう。





Damiano Cunego (ITA/Lampre)ステージ3位


がっかりしたけど、同時に誇らしくもあった。
凄いチャンスを逃したけど、同時に僕は力の限りでツールのステージ優勝に向けて戦うことができたんだ。


はじめの逃げに、パンクで乗れなかった。
2番目の逃げは、上手くいかなかった。
3番目の逃げは、上手く行った。


スプリントでは、僕に凄いチャンスがあると分かっていた。
Casar や Luis Leon Sanchezがスプリントが強いと分かっていても。
でもCasarのアタックには反応できなかったよ。








Christophe Moreau ステージ4位


下りは風が強く、シュレックコンタドールは悪魔のようだった。
自分は精魂尽き果てていた。
僕にとって、2人の"バイク"について行くのは、とても難しいことだった。


チームはよく働いたのに、ステージが取れなかったのは残念だった。
昨日の発表(シーズン末に引退)で、気持ちが楽になった。
チームはまたアタックをしかけるだろう。
このステージは、山岳ステージの幕開けにすぎないのだから。
これはいい前兆だ。やる気がでてきたし、プレッシャーも少なくなった。







Levi Leipheimer (USA/RadioShack) ステージ10位


あまりにも、できるかぎりAlberto (Contador) や Andy (Schleck)と一緒にいようとしすぎた。
マドレーヌ峠で代償を払うことになってしまった。
登り中、ずっと苦しかった。


ラボバンクのMenchov と Gesinkと、彼らのアシストと、協調して走った。
だから彼らの列車に乗れた。
本当に苦しかった。でも最後にはいい感触になっていた。いい兆しだ。






Ivan Basso (ITA/Liquigas) 総合10位


リードを出来る限り縮めようと思って、結構うまくいったと思う。
たとえメンショフの集団で終われたかもとは思うけど。
自分の集団で、だれも僕に協力しようとしなかったのが残念だ。
僕はまるで慈善家のように De Weert に水を渡したり、足が痙攣している Van den Broeckにゼリーを与えたりしたのに。

でもその時、Schleck, Contador そして Samuel Sanchez が僕よりもっと強いと分かった。
下りには満足している。キャリアで最も上手くできた下りの1つだ。
このことは、僕がツールを続けるにあたって、モチベーションを与えてくれる。






Lance Armstrong (USA/RadioShack) ステージ18位


僕たちはLevi (Leipheimer) が出来る限り前に行けるように頑張った。
ポディウムで彼の脅威になるような選手と、自分は一緒にいた。van den Broeck や Bassoのように。
彼らと出来るだけ長くいることしか、自分はできなかった(第8ステージの落車から)
思ったより、いい感触だった。
ピレネーで自分のチャンスを試しに行きたい。
でも沢山の選手が狙っているだろうな。
チャンスがあることを祈る。

ピレネーはきつくて、急だ。
まだ暑さは続いていれば、さらにキツくなるだろう。






Alexandre Vinokourov (KAZ/Astana) 総合13位


マドレーヌ峠で前にでたのは、テンポを上げるため。他の選手を追走に加わらせようとした。
本心では、峠をそのまま過ぎれて、アスタナの選手達と一緒に下りたかった。


Andy Schleck は強かった。
でもツールはまだ終わっていない。
チームはよく働いたし、Alberto (Contador)は総合2位にジャンプアップした。
これから、勝負はこの2人で競われるだろう。
この対決で、自分の役割は、山で出来る限り Alberto と一緒に走ることだ。







Carlos Sastre (ESP/Cervélo) ステージ27位


自分にとってとてもキツイステージだった。
スタート時、あまり体調がよくなく、苦しかった。
ツールで優勝候補達と一緒に入れる少ないチャンスがあったとしても、正直言って厳しいだろう。
棄権はしないが、自分が難しいポジションにいることは言っておきたい。
レースに違う形で跡をつけたいと思っている(総合ではなく)
山岳ステージはまだある。
多分、前を走るチャンスもあるだろう。