6月6日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100606_180501_carrara-s-impose.html

「 ルクセンブルグ一周 Carrara が優勝 」

ルクセンブルグ一周第4最終ステージは、突然の雷雨によって3周短縮された。
その日曜日のステージをスプリントで制したのはスペイン人の Gorka Izaguirre (Euskaltel-Euskadi)
イタリア人 Matteo Carrara (Vacansoleil) が、たったの1秒差でFrank Schleck (Saxo Bank)をリードして優勝。
3位 Lance Armstrong (Radioshack) は勝者に30秒差。

Carrara


ルクセンブルグ一周を、Frank schleck や Lance Armstrongのような選手を制して優勝できてとてもうれしい。
このポディウムは、自分にとってすべてを意味している。

31歳の Matteo Carraraの次のレースはスイス一周。それはSchleck と Armstrongと同じくだ。

アームストロング


カルフォルニア一周での出来事の後、この5日間のレースで気分が楽になった。
いい感触だったんだ。
まだ自分なら、長いタイムトライアルと、もう一つ山岳ステージがあっても良かった。
この2つのルクンセンブルグ一周でなかったステージは、スイス一周で経験できると思う。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100606_185350_contador-deja.html

「ドフィネ コンタドール すでに 」

Alberto Contador (Astana) が日曜日の Dauphiné Libéré エヴィアンでの6㎞のプロローグで最速。
タイムトライアルで 8'34"のタイムをたたき出し、アメリカのネオプロで21歳の Tejay Van Garderen (HTC)に2秒リード。
Janez Brajkovic (Radioshack) に5秒差で勝利した。
Contadorの優勝に向けたライバルたちは、かなり遅れた。
ロシアの Denis Menchov (Rabobank) は 35位 24秒差。
スペイン人 Samuel Sanchez (Euskaltel) は 80位 35秒差。
フランス人最上位は、Rémi Pauriol (Cofidis) 6位 12秒差。


ツール2度の優勝者は、同じフレーズを繰り返した。
4月25日の Liège-Bastogne-Liège以来レースには出ていないが、
新しい彼のための自転車のテストは、彼の早さを見せつけ、すでにライバルたちにプレッシャーを与えている。
タイムトライアルのスペシャリストの多くは、Contadorの優位で覚悟を決めさせられたことだろう。
英国の Geraint Thomas はタイムトライアル4位。
元ユース世界チャンピオンのイタリア人 Adriano Maloriは7位
英国の David Millar は13位15秒差に終わった。

Yvon Sanquer アスタナマネージャー


大きな満足だ。
だが我々の目標はこの勝利でも変わらない。
Alberto はこのプロローグに集中して臨んでいた。
彼は完璧主義者だ。
レースでいいテストを行うことが彼にとって大事だった。
次の2ステージは、紙上ではスプリンターか強打者向けだということを知っているが、
1日1日様子を見て行くことになるだろう

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100606_192213_succes-de-van-de-walle.html

「 GP d'Aragovie Van de Walleが勝利 」

日曜日に行われた第47回 Grand Prix d'Argovie でベルギーの Kristof Van de Walle (TSV)がスプリントを制して優勝。
2位 Emanuele Sella (CarmioOro) 3位 Heinrich Haussler (Cervelo).

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100606_205618_contador-une-petite-surprise.html

「 ドフィネ コンタドール«驚き» 」


Alberto Contador (ESP/Astana) ステージ優勝


自分にとって小さな驚きだ。
でもいいタイムトライアルがしたかった。
コース、距離すべて自分向けだった。
新しい僕の自転車のテストを徹底的にやりたいと望んでいた。それが上手く行ったんだ。
スペシャライズドの技術者と多くの話し合い、テストを重ねてきた。
まだこの自転車のモデルにいくつか小さな調節が必要だけど、自分は満足している。
ツールに向けてとてもいい機材を手に入れることができるだろう。
次のステージ?
この総合ジャージは守りに行かないよ。
リードは小さいし、チームの目標はまず第一にツールなんだ。
ツールの僕のライバルたちになにか?
いいや。何もメッセージはないよ。誰に対しても。

Jérôme Coppel (FRA/Saur-Sojasun) 10位


いいプロローグを走れた。
たとえ、もうちょっといい順位を狙っていたとしても。
もうちょっと上位を狙えるはずだった。丘の上では2位だったから。
感触も良かった。
このタイムトライアルに、チームは最新の準備をしてきた。
そしてそれは有効だった。
スタートが上手くいくのは、常にいいことだ。
総合でも上位を狙っていくつもりだ。

Christophe Riblon (FRA/AG2R) 11位


登りをうまくこなせた。
でもその後ちょっと気がゆるんでしまった。
そこでタイム差が生じてしまったんだ。
自分の走りに本当に満足している。
チームは、6月と7月のレースのために、準備をしてきた。
その成果がでていると思う。
山岳ステージでContador にかなうとは思えないけど、
総合10位入りを狙っていくよ。

Christophe Moreau (FRA/Caisse d'Epargne) 25位


1か月以上走っていない。ロマンディ以来だ。
リズムを欠いていた。
こんなコンディションだけど、結果はそんなに悪くなかった。
総合向きじゃなさそうだったら、ステージを狙いに行く。
このレースはアスタナとコンタドールの動きによる。
状況は、タイムトライアルと、はじめの山頂ゴールで明確になってくるだろう。
2年間の状況にはなりたくない。
les comptes sont clos. Ce n'est plus la même organisation, la roue tourne

☆↑最後の1文は後で・・