ぺロー 一定のリズムで

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100412_191350_peraud-en-rythme-de-croisiere.html

MTBオリンピックチャンピオン、 Jean-Christophe Péraud は32歳でプロデビュー。
パリ・ニースでのレースデビューは成功、9位。

Q  Jean-Christophe Péraud、バスク一周後、どのような体調ですか?


元気だよ。
土曜日のタイムトライアルでは落車したけど。
ローターリーに高低差があった。
排水溝の上を走っていたから落車したんだ。
怪我は表面的なものだったけど、よく眠ることができなかった。
水曜日のFlèche Brabançonneには出場しないで、日曜日のAmstel Gold Race にでるよ。
だいぶ良くなったけど、ちゃんと回復する必要がある。
なぜなら、高いレベルのレースに出場するから。



Q バスク一周を5位で終えましたね。シーズン序盤のパフォーマンスの出来の良さに驚いていませんか?


上位5位入りは自分の個人的な目標で、それを達成したんだ。
このレースでは、チームは自分に期待した順位を定めていなかった。
Jurgen Van Den Broeckと僕は2頭体制だったし、目標は出来る限りいいパフォーマンスをすることだった。
落車がなければ、ポディウムも狙えたよ。



Q この絶好調をアルデンヌのクラシックまで維持できると思いますか?(Amstel Gold Race, Flèche Wallonne, Liège-Bastogne-Liège) ?


わからない。もう終わってしまうかもしれない。
でも理想的な体重にすれば、もっと向上できると思う。
登りに影響するから、あと数キロの体重を落とさなければならない。
レーニングは、まだもっと集中して臨めると思う。
MTBでは1か月半か2か月、レースの準備をするために必要なトレーニングをしていた。
ロードはちょっと難しいけど、自分の一定のリズムでできるようになったよ。



Q ネオプロの問題点はレースの距離や、レースの戦略アプローチに関係あるますね。これについては?

距離については心配ない。
集団の中の位置取りや、コースの解釈を、自分がよくできているとは言い難い。
難しい時は、まだいらいらしてしまうことが多い。
前を走ってはいけないときに、前にいる。
もっと体力を温存しなければならない。
バスク一周の最も難しいステージで、アタックしてタイムトライアルに向けるはずのエネルギーを消耗した。
知識がないんだ。
すべてそういうものは、経験によって獲得されるものだけど。



Q 大クラシックに出場予定ですね。Amstel Gold Race や Liège-Bastogne-Liège でのあなたの目標は?

フランドル一周を目指していた。
本当に印象的なレースだし、やる気にさせられた。
でも、自分はこれらのコースでまず、いいパフォーマンスをしなければならない。
今シーズン、初めてのワンデーレースだ。
だから明確な目標を定めるのは難しい。

Amstelでは上位10位入りしたいけど、
忘れてはいけないことは、チームのリーダは Philippe Gilbertだということだ。
彼が優勝するのをアシストできればいいと思う。
個人的には、Flèche WallonneのMur de Huyでの登りゴールは自分のクオリティーにあっていると思う。



Q シーズン初めのあなたの活躍は、ツールの候補者になりえますね。ツール出場の確証はもう得られましたか?

チームの運営側は自分の結果にとても満足してくれている。
ツールの話はしたけど、まだはっきりした答えは貰っていない。
ツールに出場することは、もちろんシーズン初めの自分の目標だった。
でも最終目標ではない。
ツールに出れたら、活躍したいと思う。
各ステージをよく知るために、時間を持ちたいと思う。
多分5月に。
6月の自分の目標は自分にとってとても大事なDauphiné Libéré だ。
そしてフランスチャンピオンシップ。


Q あなたのシーズン中、MTBための時間はあるのですか?

それを決めるため、自分のロードのスケジュールが決まるのを待っている。
いずれにしろ、レースでよりいいパフォーマンスができるためのトレーニングだ。
Saint-Raphaëlでのフランスカップに出場した時、 (Julien Absalonに次いで2位)
すべてを決めるのは、完璧に準備しているかどうかだった。

他に、自分にはオリンピックの銀メダルを獲った時のMTBトレーナーがついている。
自分のトレーニングスケジュールは殆ど変更がない。
多分それが成功のカギの一つだ。