プリュドム氏 「論理的に」

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100330_172612_prudhomme-logique.html

ツールドフランス・ディレクターの Christian Prudhommeは、2010出場22チームの選出は一貫性があることを語った。

Q Christian Prudhomme, 最後の1チームは、 Cadel Evansのチームと他のチーム で争われたのですか?


Cadel Evansのチームの出場は速いうちに決まっていた。
他の候補チームを選ぶことは非常に難しかった。

エヴァンスは2度ツール2位、そして彼は世界チャンピオンだ。
長い間、世界チャンピオンはポディウム候補ではなかった。
彼と彼のチームを外すことは難しい。

論理的に、これら22チームを選出するに至った。
シーズン初め、他のチームは我々の印象を覆さなかった。
たとえいくつか感じのいい出来ごとがあったとしても。
例えばSaur-Sojasunのようなチームは、いいレベルであることを示している。
だが世界チャンピオンを押しのける力はなかった。

選抜は論理的に行われた。

Q アメリカチーム4つ、英国チーム1つ。ツールはアングロサクソン化しているのでは?


ツールはツールだ。世界で一番大きなレースだ。
ツールは国際化している。それは理にかなうことだ。
フットボールも、上手なフランス人選手はよく外国の大チームにいる。

Q フランス人選手の出場が少なくなりますね。


30か35人の選手だといいのだが。
今年は、30人ちょっとだ。
ただ、セキュリティーの関係上ここ数年200人を超える選手は出場していない。
それはいいことだが、オフシーズン、フットボールのような移籍市場の動きが現れてきている。
アームストロングは RadioShack, Evans は BMC...
それは富をもたらすが、合法的に動いている人たちをがっかりさせていることは事実だ。