3月20日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100319_141659_boonen-en-tete-d-affiche.html

「 M-San Remo ボーネン 優勝候補筆頭 」


第101回 Milan-San Remo, シーズンはじめの大クラシックが土曜日開幕。
Tom Boonen と Edvald Boasson Hagenは出場するが、Lance Armstrongは棄権を表明している。


金曜日にアメリカ人選手は胃腸炎のため棄権を発表、
それにかかわらず、ヒエラルキーは変化しない。
7度ツールの優勝者は春のクラシックを狙いにくるわけではなかった。


緊張感あふれるこのレースは、よく最終10㎞で競われた。
最後の難所、ゴール6.2kmにあるポッジオはアタックの絶好の場所だ。
だが下りは殆ど平坦でLungomare Italo Calvinoではスプリンターにすべてのチャンスが与えられる。
そのためには登りでのタイム差がつくことをなるべく防がなければならない。


Mark Cavendish は昨年、センセーショナルにこのレースで勝利した。
だが今回は、不安定な英国人選手のコンディションから、勝負から遠ざかっているように思われる。
レースの重圧を他のライバルたちにまかせておくだろう。

ミラノ・サンレモはPô平原を横切り、Turchinoを通り、Manie峠を登り、難易度のあまりない«capi»の丘を登る。

クイックステップ・マネージャー Patrick Lefévère

コースでいうと、最もやさしいコースの一つだ。
だが同時に最も勝つのが難しいレースでもある。
ポッジオではいつもアタックする選手がいる。
選手たちは秩序崩壊している。

クイックステップボーネンは、今までこの«classicissima»で失敗を繰り返してきたが、
今回、やる気まんまんで出場する。
シーズン入って4度すでに勝利している彼は、
先週初めてイタリアの地で勝利した(Tirreno Adriatico第2ステージ)。
8度目の出場で、ベルギー人チャンピオンは、すべてをよく知っているだろう。
最終局面での戦術の緻密さ、ライバルたちに左右されるなすべきオプションの多さ、彼の身体的なパワー。


Tirreno-Adriaticoで、パリ・ルーベ3度の優勝者は
他の routiers-sprinteursのコンディションの上昇を確認してきただろう。
・イタリア人 Daniele Bennati - リクイガスチームでパワーで一番
Alessandro Petacchi
・Edvald Boasson Hagen, 初の大クラシックで、新チームスカイから出場

ボアッソンハーゲン(22歳)

自分のコンディションはいいけど、まだ完璧じゃない。

彼は最後のCipressa と Poggioで優勝候補たちのアタックについていけるだろう。
そして彼はスプリントで勝利することもできるだろう。
ただ、驚異の能力を持っても、重圧続きの1日間で、精神的にフレッシュな状態や明晰さを保つことについては
初体験のレースになるに違いない。


この緊張感あふれるレースで、スペイン人 Oscar Freire は長年スプリントで勝利してきた選手だ。
2度すでにサンレモを制した、元世界チャンピオンにとって失うものは何もない。

それは過去にこのレースに優勝したイタリア人選手 Filippo Pozzatoも同じ管。
彼はこのレースに絶好調で臨むことを告知している。

routiers-sprinteurs の世界選手権が開幕する。


過去の優勝者

2000: Erik Zabel (ALL)
2001: Erik Zabel (ALL)
2002: Mario Cipollini (ITA)
2003: Paolo Bettini (ITA)
2004: Oscar Freire (ESP)
2005: Alessandro Petacchi (ITA)
2006: Filippo Pozzato (ITA)
2007: Oscar Freire (ESP)
2008: Fabian Cancellara (SUI)
2009: Mark Cavendish (GBR)