バルベルデのサスペンション

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100316_142224_suspension-confirmee-pour-valverde.html

「 バルベルデに下されたサスペンション、認められる 」



スポーツ調停裁判所が火曜日、イタリアでのAlejandro Valverde (Caisse d'Epargne)に対する2年のサスペンションを認めた。
スペイン人の控訴は棄却された。
バルベルデはイタリアオリンピック委員会(CONI)から2年、イタリアでのレースをサスペンションする判決を受けていた。
なので、この制裁は2011年5月10日まで有効。

先日のパリ・ニースで2位だったバルベルデは、2006年のプエルト事件に巻き込まれた。
だがこの件はスペイン裁判所によって2度既決済みとされている。

CONIは事件の中心人物Dr Fuentesの研究所の血液バックの中身がスペイン人の血液と同じものであることを主張していた。


UCIは今後、このサスペンションを全世界に広げる決定ができることになった。

UCIコミュニケ

TASの決定を非常に好意的に受け止めている。
徹底的な検査に基づいた証拠の数々を正当と認めさせる決定である。


UCIはこれから全世界的にこのサスペンションを適用する作業を始める。


月曜日、Alejandro Valverdeはインタビューで、
たとえTASがCONIの正当性を認めたとしても、キャリア続行を宣言、


火曜日のこの裁判所の決定を受けて、スペイン人選手の弁護士はこの件をスイス連邦裁判所に控訴することを発表。
TASの裁判員の1人が不公平で、世界反ドーピング機構で働いていたことを指摘。
TASについても、司法捜査で入手した証拠を使用するのを禁止したスペイン裁判所の決定を尊重していないことを指摘。

バルベルデ勝訴の可能性は少ないであろう。
スイス連邦裁判所は昨シーズン、すべての控訴を棄却している。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100316_162733_les-avocats-de-valverde-fon-appel.html

「 バルベルデの弁護士、控訴 」

カウンターアタックはすぐに行われた。
アレハンドロ・バルベルデの弁護士は火曜日、スイス連邦裁判所に、
TASがイタリア国内で2年サスペンションを認めた件を控訴することを発表。


コミュニケ

この裁判機関の公正さの欠如と、バルベルデの個本的権利の侵害によって
我々はこの判決を認めない。そしてスイス連邦裁判所にこの件を控訴する。


彼らはTASの裁判官の1人が「世界反ドーピング機構で働いていたことがあるので、不公平だ」と指摘。
スイス連邦裁判所がこの判決を不公平なものとみなしたなら、TASの判決は効力をもたなくなる」