ブリース・フェイユーのインタビュー

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090710_190735_feillu-vit-un-reve.html

ここでも兄の方が嬉し泣きしてるし・・


Q Brice Feillu, アルカイスでの素晴らしい勝利で締めくくった今日一日のことを話してくれますか?

優勝できるなんて、できるわけないと思っていた。
ただ、自分はいい逃げに乗りたかっただけだった。

ゴール5km地点で、逃げ集団の集中力が切れた瞬間があった。
自分はそのときアタックをしかけようとした。そして自分のチャンスを信じていた。
自分の好きな形でゴールできた。

カーブがくるごとに、加速するよう試みた。
4つのゲートをくぐって、自分は10秒リードした。
最後の1km、本当に怖かったけど、全力を尽くした。
素晴らしいかったよ。



Q ツールのステージで先頭を独走している時、どんな感じがしましたか?

自分にこう言い聞かせた。
「これはツールドフランスなんだ。それでいいんだ。自分は出場しているんだ。」

カーブごとに、たくさんの人がいた。通行する場所もないほどだった。
それに、あんなにたくさんのオートバイが自分たちの周りにいた。

翼が押されているような感じがした。スポーツディレクターが自分を励まし続けた。
ちゃんと呼吸すること、集中力を切らさないよう心がけた。



Q あなたにとって初めてのツールドフランスに出場するまで、どんな風に過ごしてきましたか?

沢山不安があった。ツールドフランスにボクはネオプロで出場するんだ。
凄いことだ。
チーム・アグリチュベルは自分にチャンスを与えてくれた。
たとえボクがまだちょっと若くても。
でもチームはボクにプレッシャーをかけなかった。自分の足跡をつければいいと。
ツールドフランスの前、チームはこう聞いてきた「本当にツールに出たい?」

でも、プロ入り初めの年でツールに出場するのは、プレゼントじゃないんだ。
いいコンディションで臨まなければ、凄く辛いと思う。


Q あなたの兄、ロマンとの関係はどうですか?あなたのキャリアと彼との関わりは?

今シーズン、あまり一緒の時間を過ごせなかった。何故ならもう、近くに住んでいないんだ。
でも、時々電話で話はしている。
レーニングのプログラムのこととか。
ツールドフランスに一緒に出れるなんて、すごいことだ。

今週、彼はBrignolesで3位だった。
彼と相部屋なんだ。このステージ優勝を今夜、分かち合いたいと思う。

ほら、シュレック兄弟もサクソバンクで一緒だ。素晴らしいことだ。
それにシャヴァネル兄弟もいるでしょ?

違うチームで兄弟が走る場合は、難しいと思う。
兄のロマンと同じチームにいたいと思う。
たとえ、それを決めるのは僕たちじゃないとしても。



Q ツールドフランスで輝くことは、人々の夢ですね。今あなたが目標とすることは?

自分はこのステージ一発でやり遂げてしまった。これはまさに自分の夢だった。
山岳賞ジャージを着れるなんて。
これから目指すことは、パリでこのジャージを着ていたらいいな。
パリのゴールの日は、ちょうど僕の誕生日なんだ。