5月24日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_173654_bertagnolli-et-de-la-folie.html

ジロ 第15ステージ ベルタニョリ優勝

イタリア人選手 Leonardo Bertagnolli が日曜日、信じられない逃げきりでステージを制した。
このステージはサーベロのディレクター、Serge Pauwelsの奇妙な決断で印象付けられた。
リクイガスバッソのアタックが、ジロを熱くした。


スタート35㎞で逃げを開始、
レオナルド・ベルタニョリによって、15人の逃げ選手達は1人1人ふるいにかけられ脱落していった。
この日のステージの演目は4つの登り。

ベルギー人選手 Serge Pauwels だけがただひとり、この日の最後の難所の山頂まで彼についていた。
そこで突然、パウウェルスはベルタニョリから離れた。
2位に終わった彼の行動は、疲れのためではなく、彼の意思に反したものだった。
若いベルギー人選手は最後の下りでチームのスポーツディレクターの命令に従った。
それは全く酷い判断であった。

パウウェルスby RAI

スポーツディレクターは自分に待つように言ったんだ。
がっかりしたけど、チームの命令には従わなければならない。


目的は、ゴールでのサストレのアシスト。
問題は、ツール2008優勝者はあまり危険な存在ではないことだ・・・


スイスのチームの責任者達は、最後から2番目の難所、Monte Cesaleでのバッソのアタックを心配していた。
だがそのアタックは結局失敗。
2006ジロ優勝者は、苛酷なアタックの前に、この登りでアシストが鬼引き。
それについて行けたのはただひとり Stefano Garzelli、ステージ優勝とポイント賞を狙う選手だった。
バッソは山頂で1分のリード。
だがそれが最大リードで、結局マイヨローズ、というよりはディルーカグループに吸収。
なぜならLPR,ディルーカこそ追走すべきで、それは最後には成功に終わった。

Basso-Garzelliのデゥオは、Andriy Grivko, Marco Marzanoと下りで合流 。
この集団は20秒リード。
LPRの仕事の利益をこうむっていたマイヨローズのメンショフは、
危うく Danilo Di Luca に引き離されるところだった。
最後の数百メートルの Monte Trebbioの上りでアタックしたのだ。
この予期せぬ動きによって、いかなるリードも優勝候補たちに作られなかった。

恐ろしい暑さで、ランス・アームストロングは1分遅れ、
Diquigiovanniのリーダー Gliberto Simoniは始めのグルペットでゴール、
彼のアシストであるベルタニョリとの差は・・・17'59"

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_212507_bertagnolli-l-invite-a-la-maison.html

Diquigiovanni にペキンオリンピックでCERA陽性反応が検出された Davide Rebellinの穴を埋めるため
移籍した Leonardo Bertagnolli は雇い主に、期待されたものよりより良い結果を出した。
日曜日、ほぼ自宅の近くでじろ第15ステージを制したのだ。

ベルタニョリ

道は知っていたんだ。何故ならRusso,ここから15㎞の所にボクは住んでいるんだ。
シモーニのアシスト、そしてステージ優勝を狙いにジロに来た。
自分の街で勝てるなんて、嬉しすぎるよ。


Bertagnolli はコンチネンタルプロチームに2度目のジロの優勝をもたらした。
(Michele Scarponiのステージ優勝)
2年コフィディス (2005-06)で過ごした選手は,Serge Pauwelsが急に一緒に走るのをやめて驚いた。

ベルタニョリ

Pauwelsのしていることが分からなかった。
1人になって、ほっとした。何故なら彼とスプリント勝負になるのを恐れていたから。
もし2人でゴールを争うくらいなら、他の選手たちを待っただろう。
最後の上りで、ピノッティの監視役だった。
でも彼は離れて行った。


サーベロの間違えは、そのまま Gianni Savio,Diquigiovanniマネージャーの喜びに変わった。

ヴィオ監督

我々はレオナルドをジロのスタート直前に雇った。
レベッリンが出場予定だったのは本当だ。
でも彼が抜けたせいで、ベルタニョリが来ることができた。


ベルタニョリは今シーズンをAmica Chipsでスタート、
このチームはバイオパスポートを導入していない。
ロスタートに並んだ198選手のうち、彼だけが血液検査結果を提出していない選手だった。
勝てるものだけが例外的だ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_205621_basso-il-fallait-essayer.html

Ivan Basso (ITA/Liquigas)総合6位

やってみなくちゃならなかった。
いいアタックだったと思う。たとえ結果が出なくても。
追走集団は何が起こったかって?
普通のことだ。総合上位ではあまり開きがない。
それぞれみんな、チャンスを生かそうとしただけだ。


Danilo Di Luca (ITA/LPR)総合2位

バッソのアタックはよかった。
最終的に皆一緒にゴールしたし、自分には好都合だった。
次のステージはこの上なく重要だ。
メンショフは強いよ。
自分が加速した時、すぐに後ろに食らいついてきた。
サストレもだんだん調子を上げている。
彼も考慮にいれなければ。


Denis Menchov (RUS/Rabobank)総合首位

もちろん、バッソの後ろでは共通利益で走っていた。
でも彼の試みはよかった。うまく行けたと思う。

何が戦略的なのか考えていた。
特に総合順位の近い選手を見張っていた。
だから殆どみんなの後ろで走ることはできないよ。
バッソは3分差、でも要注意だ。サストレのように。

同盟?それはレースの状況次第だ。
ある選手たちとは近づくだろうが、それもレースの共通利害関係だ。

次のステージ?
ローマに着く前のもう1つ重要なステージ、決定的なステージだ。
よくよく注意しなくては。


Michael Rogers (AUS/Columbia)総合7位
恐ろしいステージだった。
ダウンアンダーを思い出す。同じくらい暑かった。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_193022_victoire-de-carrara.html

腫瘍手術から2年後、フランスデジューの Sébastien Joly が日曜日、
Circuit de Lorraine第5最終ステージで勝利。
2位は Cyril Gautier (Bbox Bouygues Telecom) 3位 Jan Bakelandts (Topsport)
最終ステージはイタリアの Matteo Carrara (Vacansoleil) が制した。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_201703_hausler-l-emporte.html

第25回Tour de l'Aude で優勝したのは Claudia Häusler。
第9最終ステージを制したサーベロの選手は総合首位で Trixi Worrack に 2'06"
Marianne Vos に 3'05"差

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090524_161814_absalon-l-emporte.html

VTTクロスカントリーでオリンピックチャンピオンのJulien Absalonが
日曜日ワールドカップ第4ステージをマドリッドで制した。
女史はスペインの Margarita Fullana Riera.

男子
1. Julien Absalon (FRA) 1h44'32"
2. Ralph Naef (SUI) à 01'06"
3. Moritz Milatz (ALL) 01'59"
4. Marco Aurelio Fontana (ITA) 02'00"
5. Nino Schurter (SUI) 02'02"

女子
1. Margarita Fullana Riera (ESP) 1h28'24"
2. Marie-Helene Premont (CAN) à 04"
3. Lene Byberg (NOR) 15"
4. Sabine Spitz (ALL) 02'17"
5. Catharine Pendrel (CAN) 02'19"

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090525_112535_kohl-dit-stop.html

ベルンハルト・コールが引退を宣言

ベルンハルト・コール

こんな状況ではどんなチームも今のような状況の自分と契約しようとはしない。
自分の出した結果は、残念なことにドーピングなしではありえなかった。

2006から200回以上検査を受けていた。
この検査の100回ぐらい、陽性だっただろうな。
陽性じゃなかったことは、ドーピングをしていない選手というわけじゃないんだ。
でも、自分はドーピングしたんだ。

知られる前からやっていた。
メディアは「初めてはいつですか?」「ドーピングに対する意見は?」なんて聞くんだ。
もう3〜4年そのシステムの中にいるんだ。

自分の経験を、子供たちと共有したい。
正しいスポーツのためにね。

ドーピングして20歳30歳でどんなになるか、知らない。
1年中ドーピングしていた訳じゃない。
2次障害が起きなければいいな、願っている。

オーストリアでドーピングに対する刑罰が重くなり、刑務所入りもありえることに関して)
確かに怖い。