フレーシュ・ワロンヌ

一度訳してたのが消えちゃったので(泣)
手短に


http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_161627_victoire-de-rebellin.html

「 レベリン3冠 」

37歳のイタリア人レベリンがフレーシュ・ワロンヌを制した。
彼が加速したのはウイの壁。
そこでアンディシュレックを抜き去りゴール。
3位はクネゴ
これでレベリンは、メルクスとArgentinに3勝の記録で並ぶこととなった。

「 モロー・ルレイのアグリチュベルチームがアタック 」

優勝候補は最後の上り、1300m平均9.3%、最後の1kmは13%、カーブは19%の
ウイの壁まで姿を現さない。
その代り、冒険者、アシストが前半の10数の峠を賑わせることになる。

モローは7km地点から逃げを開始。一時期スキルの日本人ぺっぷと集団とのリードを14分に広げる。
べっぷが吸収され、その後ゴール25kmでモローも吸収。
タイトル保持者のキルシェンがアタックした後、Diquigiovannniチームを中心とした
アタック合戦が繰り広げられた。

「 ロテレリはフランス人最上位11位 」

バルベルデは7位。ウイの壁のふもとでは理想的な位置につけていた。
だが、ラストスパートではなすすべなく。
ルレイが200m地点でアタックするも、「垂直のカーブ」と名付けられたその場所で貼りついてしまった。
そのころエヴァンスが先頭に。集団ゴール先頭で5位。
レベリンの加速のリズムには誰もついていけるものがいなかった。



http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_173512_rebellin-comme-merckx.html

「 レベリン、フレーシュ・ワロンヌ3冠仲間入り 」

他には
Marcel Kint (1943, 1944, 1945)
Eddy Merckx (1967, 1970, 1972)
Moreno Argentin (1990, 1991, 1994)



http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_180115_evans-un-miracle.html

「 サイレンスロット仲間割れ 」

どうもカデル・エヴァンスジルベールの2頭体制にひびが・・・

カデル・エヴァンス

体調が良くなかった。こんなコンディションで、こんないい順位で終えれるなんて奇跡だ。
日曜日はいいコンディションだった(アムステルで)
どうしてかわからない。おかしなことだ。
自分はジルベールのために走れって、アシストに言ったはずなのに。


ジルベール

ボクは凄い選手なんかじゃない。アムステルゴールドレースからまだ回復してないんだ。
とても速いスピードだったし、集団も凄くいらついてた。
自分にとって理想的なレースじゃない。
だから、最終局面でエヴァンスで行こうって決めたんだ。彼は勝てる足があるからね。

今朝、彼はボクたちに体調が悪いって言ってた。
そのあと、レース中良くなったって知らせてきたんだ。
何をしたいか分からないリーダーと走るアシストは大変だよ。



うははは。大変ですね。これは。
仲直りしたのかな?

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_181448_le-lay-a-tente-sa-chance.html

「 最後の1kmでアタックしたDavid LeLay (12位) 」

壁の前でいい位置につけた。
理想的な場所だったから、自分のチャンスをつかもうとしただけだ。
でもすぐにわかったよ。このレースの優勝候補たちが、この凄い斜面で勝負をしようとしているのが。
このレースは素晴らしい経験になったと思う。

「 クイックステップのリーダーとして出場したピノー 」

脚はあった。でも逃げは急速にリードを広げた。
で、その時集団は壁のふもとで一緒になるってわかったんだ。
その場合自分は10位を狙えるかどうかだ。
そんなもの興味ない。
だからアタックをしようと決めた。
Rik (Verbrugghe, クイックステップスポーツディレクター)にBohisseauでアタックすると言っていた。
そのとおり、自分はした。成功しなかったけどね。
Ahinでもアタックしたけど、無駄に終わった。

Liège-Bastogne-Liègeを見据えて、無駄な力を使わず、自分のリズムでゴールした。
何故ならその時の足の状態で、日曜日は凄いレースができると思ったんだ。
日曜日のコースはFlècheより自分向きだよ。



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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_183816_rebellin-de-mieux-en-mieux.html

レベリンのインタビュー

「 レベリン、このゴールはあなた向きなんですか? 」

そうだね。この登りは好きだ、長くないけど、とても難しい。
ここで一気にいくのが例年の流れだ。
でも、これのために沢山トレーニングをした。
冬は筋力トレーニング。
峠はモナコでや、北イタリアや、スペインのマルベーリャで。
この登りを繰り返し「精神的に」克服していった。

「 アムステルゴールドレースよりいい走りでしたね 」

先週、風邪をひいた。日曜日には気管支炎を患っていた。
呼吸器官に問題があるんでね。
今朝、とてもいい感じだった。
完全に回復したかはわからなかったけど。
数キロ走るごとに、どんどんコンディションは上がって行った。
最後の1kmが待ちきれなかったよ。

「 あなたより若いシュレッククネゴをどう思いますか 」

彼らがポディウム入りすると思ってたよ。
満足だ。毎年月日はたつけど、いつも自分はそこにいる。大満足だよ。

「 あなたの長年の活躍の秘訣は?クラシックに限っているからですか? 」

早い段階で自分がクラシック向けだと思った。
2、3年グランツアーで試してみたけど、長い登りの数々や、3週間の長さは自分にはキツすぎる。
クラシックなら全部好きさ。まだポディウム入りしていないレースを勝ちに行きたいね。
特に世界選手権。

「 リエージュ・バストーニュ・リエージュは? 」

あれはちょっと違うレースだ。60km以上余計にある。
自分に適したレースかもしれない。それは自分の大きな目標でもある。
いつかダブルを達成してみたいね。

「 このまま勝ち続けたいと? 」

2、3年はまだやりたいね。
現実的に何年続くははわからないけど。
続けたい。何故なら自転車競技がすきだからだ。
選手をやめたら、どこかのスポーツディレクターになるのかな?
でも自転車業界に残って、若い世代を指導したい。
自転車競技は素晴らしい、犠牲は多いが、多大な満足を与えてくれることを伝えるために。



気管支炎 → 薬
そういう疑いの目でどうしても見てしまう・・

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090422_193606_andy-attend-frank.html

Andy Schleck (LUX/Saxo Bank) 2位

最終段階で自分にパワーを感じていた。
でもレベリンには勝てなかった。彼は今日、本当に素晴らしかった。シンジラレナイ爆発力だよ。
彼とラストスパートを競ったことは何度もあるけど、彼を負かしたのは1度。
でも5回か6回自分は彼に負けている。

自分にとってクラシックで2位、いい成績だ。
日曜日の Liège-Bastogne-Liège にはいいコンディションで臨めそうだ。
レースはもっとボク向きだ。

そのレースではフランクがそばにいてくれたらな、と思う。
普段は、彼の出場しているレースだ。

今日はフランクのために勝ちたかった。
勝てると思ったし、本当にやる気だった。
でもレベリンが200m地点で加速したとき、本当に凄かったんだ。


☆思わず兄思いの弟に涙ぐんじゃう…



Damiano Cunego (ITA/Lampre), 3位

すべては順調。いい感触だし、チームメート達は完璧な仕事をした。
Gasparotto と Tiralongo は逃げにいた。
ボクにはちょっとした何かが欠けていた。レベリンのようなリズムの変化かな。
Liège-Bastogne-Liègeにはもっとリラックスして臨むよ。


Alejandro Valverde (ESP/Caisse d'Epargne), 7位

勝つことは不可能じゃなかったけど、昨年と同じ展開だった。
自分の場所から、数回前に上がらなければならなかった。
最終的にそのツケを払うことになった。

アムステルからコンディションは上向きだ。
Liège-Bastogne-Liègeに向けてのいい感じだ。
「自分の」レースだし、自分向きのコースでもある。
日曜日は今日とはまったく関係ない展開になるだろう