3月16日
http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090315_144544_sanchez-vainqueur-final.html
サンチェスが総合優勝
アルベルト・コンタドールの必死の走りも、パリ・ニースの総合順位を覆すには至らなかった。
ニースでの最終ステージを大いに沸かせたアスタナのリーダーは
ルイス・レオン・サンチェス(ケステパーニュ)から総合ジャージを奪えなかった。
アスタナのクライマーはステージ優勝も最後の最後で同国人アントニオ・コロム(カチューシャ)に奪われた。
プロムナードデザングレ(ニースで有名な観光名所、だだっと伸びる海岸沿いの散歩道)での走りによって
フランク・シュレック(サクソバンク)はシャヴァネルの上位、ポディウム2位にあがることができた。
コンタドール、やるべきことはすべてやった
素晴らしい才能の持ち主、アルベルトコンタドールはさらにこの日曜日、やる気を証明して見せた。
マイヨジョーヌを失う原因となったハンガーノックの翌日、
アスタナのリーダーはプロムナードデザングレにある今日のゴールから80kmの地点、
ポルト峠の最初の斜面から一人でアタックするという素晴らしい切り札を切ってきた。
ケスデパーニュによって引かれている集団の目もはばからず、
クライマーは名誉をかけた戦いを挑み始めた。
昨日の最終数キロメートルの苦しんでいた姿を忘れさせるような
エイリアンのようなしなやかな彼特有のスタイルで、最後まで集団に吸収されることはなかった。
追走集団は「フロイト・ランディス流の」事態の急変を信じていたが←※意味が分からない
コンタドールは一時期エストニアの Reine Taaramae (Cofidis), フランスのSandy Casar (Française des Jeux) や David Lopez Garcia (Caisse d'Epargne)とともに逃げ、リードは一時期2分を超過し、ヴァーチャルな総合リーダーにもなった。
土曜日にアスタナのスポーツディレクター、アラン・ギャロピンがそう評していたように、
コンタドールはスーパーマンではなかった。
トゥルビーとエズの最後2つ峠で加速が行われたが、
26歳のスペイン人は、ニースでの下りで総合首位に復帰するタイム差を保持することはできなかった。
カウンターアタックで飛び出したフランク・シュレックとアントニオ・コロムに追いつかれ、
コンタドールはプロムナードデザングレで最後のスプリンターとしての実力をためそうと試みた。
だが、同国人の早さにゴール直前追いつかれ、ポディウムの足もとに沈んだ。
3人のフランス人がトップ10
最後の下りでメカニックトラブルに見舞われたシルヴァン・シャヴァネルはポイント賞を受賞。
総合首位とは17秒差。2位のフランクシュレックに続きポディウム入りすることができた。
ケスデパーニュの選手はツールでのステージ優勝、先月のTour Méditerranéen にひとつ勝利を加えることができた。
シャヴァネルに続き、ジョナサン・イベール (Skil)が驚くべき8位入り。
クリストフ・ルメヴェルが10位入りと健闘した。
※おととい、昨日と打って変わって、レキップの語調がコンタドールに凄く優しい気がする。。。
でも応援しちゃいましたよね^^
彼も人間だとわかると???
ルメヴェルとイベール、健闘でしたね♪
元クレディアグリコルの選手たち、大健闘です@@(2人とも)
http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090315_152806_le-tableau-d-honneur.html
結果
総合上位 :
1. Luis Leon Sanchez (ESP/Caisse d'Epargne)
2. Frank Schleck (LUX/Saxo Bank) à 1'00''
3. Sylvain Chavanel (FRA/Quick Step) à 1''09
ポイント賞 :
1. Sylvain Chavanel (FRA/Quick Step)
山岳賞 :
1. Tony Martin (ALL/Columbia)
チーム優勝 :
1. Saxo Bank
新人賞 :
1. Kevin Seeldrayers (BEL/Quick Step)
記事にあまり触れられてないから可哀そうな気がする
今日のステージ優勝者、コロムの写真を
http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090315_153235_sanchez-groupe-solide.html
選手の言葉
Luis Leon Sanchez (Caisse d'Epargne/優勝者)
チームのみんなに感謝の言葉をささげたい。
この勝利はチームみんなのものだ。
優勝を手にするには、チームの堅い守りが必要だった。
今日は静かに、気力を維持していなければならなかった。
そうできたから勝てたんだ。
みんなにとって本当の目標は、ツールドフランスだ。
ボクたちのチームはそれを勝ち取る力がある。
ここではボクがリーダーだったけど、7月にはオスカルやアレハンドロを勝たせるアシストに戻るつもりだ。
アルベルト・コンタドールは素晴らしい選手だ。
彼にとっても、ツールドフランスが一番の目標だと思うけどね。
シルヴァン・シャヴァネル (Quick Step/3位)
2位でも3位でも自分にとっては素晴らしいパリ・ニースだ。
ポディウムでの地位を守れたんだから。
アルベルト・コンタドールは今日はとても強かった。
下りでリスクを犯した。
落車するなんて、自分にはあまりないことだけど、ニースの道はかなりぬかるんでいたんだ。
フランク・シュレック(Saxo Bank)
パリ・ニースに出場するのは7度目になるけど、間違えなく今回のが一番大変だった。
チームは今日のボクのために凄い仕事をしてくれた。
イエンス・ホイクトも総合上位につけたしね。
ホイクト、素晴らしかった〜〜〜
カルステンも最終ステージ、引きでたくさん映ってました。
今度このエキサイティングな展開がみれるのは
「姉」「兄」??の山、モンヴァントゥーでしょうか・・・