12月18日


http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081217_145701_accent-flamand-en-2009.html

2009ブエルタ クライマー向けコース

ブエルタ組織委員会は水曜日、2009ブエルタのコースを発表した。
スタートはAssenのサーキット、リエージュ・バストーニュ・リエージュのコースを通る
タイムトライアルステージ3つ、Valenceとアンダルシアでの5つの山岳ゴールを有するコースだ。
全長3.260 kmの2009ブエルタの山場がピレネー山脈だとしたら、
タイトル保持者アルベルト・コンタドールを大いに喜ばせる、まさにクライマー向けに作られたコースと言える。

ブエルタが外国でスタートするのはこれで2度目。
8月29日、自動車レースの聖地、オランダのAssenのサーキットコース4,5kmのプロローグでスタートする。
その後、3ステージがオランダとベルギーで繰り広げられる。
コースは名高いクラシック、リエージュ・バストーニュ・リエージュのコースを走り、
その後スペインに飛行機移動する。
リエージュはグランツアー(ジロ、ブエルタ、ツール)で初登場。
始めの長いタイムトライアル(30 km)はValenceで8ステージに行われる。


コンタドール「やる気にさせる」

9ステージから、ブエルタは山岳ステージに突入する。そのうち5ゴールは山岳。
・9ステージ Aitana・・斜度13%でモンヴァントゥーによく比較される
・Jimenez (傾斜平均11%) ・・7つの峠をもつこのステージは差がつく最初のステージになるだろう

だが、全行程の最後の部分、アンダルシアの山岳ステージで勝負がはっきりするだろう。(juge de paix?)
12ステージはブエルタ初登場のVelefique (11 km)ゴール
13ステージはクラシックであり、常に恐れられているシエラ・ネヴァダ
「生き残り」たちはその翌日23キロの上りのあるLa Panderaでアタック合戦を繰り広げるだろう。

殆どが山岳ステージで占められるこの行程に、2008の優勝者アルベルト・コンタドールが喜ぶのはもっともなことだ。
9月19日に行われる最後のトレドでの26㎞のタイムトライアル、そして翌日のマドリッドゴールだけが
彼の気を損なえるものだろう。

アルベルト・コンタドール

2009ブエルタの行程は自分にとって素晴らしいものだ。
見ただけで本当にやる気にさせるものだよ。
2008よりずっと山岳ステージがあて、タイムトライアルも短い。
自分にとってはイイことずくめだ。

エウスカルテルサミュエル・サンチェスブエルタを来季の最優先課題とし、すでに鍵となるべき時をつきとめている。

サミュエル・サンチェス

クライマー向けのブエルタだ。
アンダルシアの3つの高山ステージ、3つの頂上ゴールがレースを決めるだろうね。


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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081217_132705_ricco-et-kohl-convoques-jeudi.html

ツールドフランスでドーピング陽性反応が出た
・Moises Duenas,
・Riccardo Ricco
・Bernhard Kohl
3人は木曜日、フランス反ドーピング委員会(AFLD)に召喚され、公聴会が行われた。
3選手とも弁護士に付き添われて登場、9人のAFLDのメンバーに対峙した。
彼らはアンチドーピング法に従って2年〜6年のフランス国内におけるサスペンションを受けるおそれがある。
公聴会の最終段階で処罰が決められ、ここで数週後に公表される。

スペイン人のMoises Duenas (Barloworld)はEPO陽性反応が第4ステージで発覚。
同じくショレでのタイムトライアル終了後、CERAがリカルド・リッコの尿検査からも検出された。
ベルンハルト・コールの場合は同じくCERAの陽性反応だったが、血液検査により10月に検出。

スポーツ競技における制裁は刑法上の訴訟手続きを妨げない。
ドゥエナスはドーピング禁止薬物を所有していた。
リッコは「有毒な薬の使用」による陽性反応を暴露してからすぐに警察から取り調べを受けていた。

ツールドフランスで最初に陽性反応が出たのは
マニュエル・ベルトラン(リクイガス
フランス国内レースの2年サスペンションをAFLDに言い渡された。

委員会は同じように1月末にドイツ人のステファン・シューマッハとレオナルド・ピエポリを召喚。
数週間前、シューマッハはAFLDに対して名誉棄損で訴える意向であることを語っていた。



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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081217_195637_franke-felicite-la-france.html


フランクがフランスを賞賛

ドイツのアンチ・ドーピングの権威である Werner Franke が
ドイツもフランスを手本に法律的、効果的にドーピングに対して戦うべきだと主張。

フランスでは非常によく作成され、適用されている法律がある。
ドイツのそれより、はるかに明解で、効果的だ。

ここ数年間、ほとんどフランス人選手がツールドフランスの10位内に入っていないのも興味深い。
フランスのチームは身を潜めている。
それはアンチ・ドーピング活動が厳格に行われていて、結果を出していることを意味している。
スペインに関しては、何もなされていない。
2008のツールドフランスの20位以内のスペイン人の数を見れば、
どんなアンチ・ドーピング活動がスペインで行われているか明白だろう。

スペインについて、それはあまりにも言いすぎじゃ・・