Caisse d'Espagne 2009への展望

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081215_163012_valverde-ne-reve-qu-au-tour.html

バルベルデはツールを切望
2008年シーズンのチーム・ケスデスパーニュの成績は、かなり矛盾した何かがある。
チームのリーダー、アレハンドロ・バルベルデはUCIプロツアーの選手ランキングを首位の成績で終え、
リエージュ・バストーニュ・リエージュやドフィネリベレ等、数々の印象的な勝利で成功を収めた。
チームとしても2008シーズンで28勝利。チーム順位もプロツアー一番の成績を収めた。
だが、チーム・バネストの後継者には何かが欠けていた。
それはグランツアーでの勝利だ。
ケスデスパーニュのスポーツマネージャーが2009年に向けての戦術を説明してくれた。
それはすべてをツールドフランスに賭ける、というものであった。






ジルベール


充実したシーズン・・・7月を除いては

アレハンドロ・バルベルデとそのチームメート達は、今シーズン主要なレースにすべて出場。
そしてそのうち5レースでステージ優勝(アンダルシア、ムルシア、ドフィネリベレ、エネコ、ブルゴス)
数々のクラシックでも優勝を飾る(パリ・カマンベール、リエージュ・バストーニュ・リエージ、クラシカサンセバスチャン)
スペイン選手権でも2つのおもなタイトルを獲得。ツールやブエルタでもステージ優勝を飾った。


スポーツマネージャー・エウジビオ・ウンスエ氏の視点

結果より、まず選手たちの行動形成を前進させたかった。
彼らにはレースに責任感を持ってのぞんでもらう。
勝つために走るのだ。
そうるえば、勝利は量も質も自然とついてくるものだ。

アレハンドロ・バルベルデにとって素晴らしいシーズンだとしたら、
12年の選手たちそれぞれも得るものがあった。
チームとしてプロツアーランキングでアスタナ、CSCを制したということは、
それは大事な何かだ。

大きな落胆、それは3つのグランツアーでポディウムを逃したことだ。





バルベルデは2009年、ツールにすべてを捧げる

シーズン開始を遅らせて、アレハンドロ・バルベルデは彼の才能をすべて明らかにした。
爆発力のある選手としての才能を、リエージュ・バストーニュ・リエージュで、
ルーラー、クライマーとして、ドフィネリベレとツールドフランスの開始当初で。
ツールではカデル・エヴァンスの第一ライバル、優勝候補であった。
Plumelecでの第一ステージでの勝利は、彼が絶好調であることを示し、
Super-Besseステージでの(リッコに続く)第2位はそれを確かにした。
最終的には1位のサストレに7分12秒遅れて9位。
ブエルタでも同じような落胆することが繰り返され、5位に終わった。
だが、何ものも彼の信念を砕くことはできない。
「自分はツールドフランスに特化して、準備をする」
そう、すでに宣言している。


スポーツマネージャー・エウジビオ・ウンスエ氏の視点

もう一度ドフィネリベレに勝ったり、クラシックで勝利することは、アレハンドロにとって
ツール優勝を妨げるものではない。
彼はどのようなレースでも勝つことができる。
スプリントでも、タイムトライアルでも、数ステージあるレースでも。
我々は彼がツールのポディウムにあがれることを信じている。

彼はそれを切望しているのだ。
我々も彼の願いにブレーキをかけることはしない。
それは、やってみる価値があり、今シーズンをかけてみる価値があり、期待する価値があることなのだ。

今シーズンはたった1日の「運のない日」が彼をポディウムからふるい落とした。
来季はいかなる障害も退けて、ツールのスタートには彼を最高のコンディションにもっていくつもりだ。






ツールドラブニー(ユースの登竜門)2008の勝者たち☆期待の星たち
PATERSKI M. - JEANNESSON A. - BAKELANTS J.
ケスデスパーニュに加入するのは、真ん中の山岳賞のジャネッソン君





スペインチームに増加するフランス人選手

ケスデスパーニュが方向転換したとしても、スペインチームの選手たちはほぼ入れ替わりはない。
4人の離脱選手だけである (Joan Horrach, Vladimir Karpets, Fabien Patanchon, Jose Rujano)
派手な移籍はなく、チームは若手に賭けを託す。
新加入の選手たちは25歳以下が4人。

その中にAuber93から加入するフランス人、アーノルド・ジャネッソンがいる。
彼との契約は、スペインチームがフランス調になることを立証している。
他にフランス人選手は Anthony Charteau, Arnaud Coyot, Matthieu Drujon, Mathieu Perget et Nicolas Portal

アレハンドロ・バルベルデオスカル・ペレイロの復帰も頼りにしていいだろう。
ペレイロツールドフランスで上腕肩を骨折。
ツールドフランスの勝者は1月に始まるダウンアンダーで復帰第一戦に臨む予定だ。


スポーツマネージャー・エウジビオ・ウンスエ氏の視点

アーノルド・ジャネッソンとの契約はチームの特徴が半分フランス化されるのを確かにするものだ。
それはスポンサーの意向でもあるし、我々のレースの予定にも影響されている
パリ・ニースとドフィネリベレはとても重要なレースになるだろう。

アレハンドロ・バルベルデツールドフランスに集中しているが、
他の選手たちにはほかのレースに集中してもらいたい。

ダニ・モレノホアキン・ロドリゲスはクラシックで何かを勝ち取ることができるだろう。
我々のチームには2人のスプリンターがいる。
ホアキンロハスとマチュー・ドルジョン(?)彼らは何かレースを勝ち取れるだろう。
ニコラ・ポルタルはすでに素晴らしいアシストだが、彼には個人的な活躍で野心を持ってもらいたいと思っている。

写真はGetty imageと、ツールドラブニーのはオフィシャルHPから拝借。

末筆で失礼いたしますが・・
アレハンドロ・バルベルデの魅力にもっと触れたいそこのあなた!
那津さんのブログに即GO!です
http://vengaxxalejandro.blog75.fc2.com/
ケスデスパーニュの情報も満載☆