アンディ・シュレックのインタビュー




Q Andy Schleck, マドレーヌ峠でのアタックは、勝利への計画によるものでしたか?


レースでは、チャンスがあるたびにそれを掴まなくてはならない。
それが、今日自分がやったことだ。
今、状況はより容易になった。僕たちは状況を明確にした。

Alberto と自分の2人は、レースを作った。いいポジションで。
他のの選手達は遠くにいた。


もし彼らが一緒にいたなら、自分の目標に向けて明日アタックしていただろう。
みんなにチャンスを試す自由はある。
でもピレネーですべてを決めるのは、アルベルトと僕の対決だろう。







Q こんな早い時期にマイヨジョーヌを獲得するアドバンテージはありますか?


マイヨジョーヌにノンと言える人は誰もいない。
僕のチームは凄いモチベーションで僕のために働いてくれている。
Fabian (Cancellara) が初めの数日間マイヨジョーヌを持っていた。今は僕だ。


今日、総合順位が大きく変わった。
コンタドールと僕だ。
3位(Samuel Sanchez)は 2'50'' 差(2'45'' 実際は)
その後は8-9-10分差になってくる。


次の数ステージは、初めの数日に比べるとジャージを守りやすいと思う。
僕には1人しか観察すべき選手がいない。
それはコンタドールだ。


他の選手は今日あまり強くなかった。
誰かがピレネーで復活してくるとは思えない。








Q Alberto Contador は簡単にあなたのアタックに反応しましたね。彼のパフォーマンスをどう思いましたか ?

もちろん、目的はコンタドールをマドレーヌで引き離すことだった。
でもできなかった。彼はあまりにも強かった。
彼とは同じレベルで走っていた。

もしもう1度アタックできたら、多分僕自身が引き離されていただろう。
僕は引き離されなかったけど、彼も同じなんだ。
昨年との違いは、僕は彼に対してタイム差があるなということだ。
僕は彼より上位にいる。41秒差だ。
アタックしなければならないのは、彼だ。
彼にはこのツールで浮き沈みがあるだろう。
彼の悪い日を利用して、リード差を広げることができることを祈るよ。





Q Saint-Jean-de-Maurienneの下りはどうでしたか ?

この下りを、雨の時トレーニングで走った。
僕はこの下りが怖かった。なぜならトレーニングでは路面がぬれていたからだ。
その時は、とても、とても危険だった。だから僕は注意していた。


Alberto (Contador)にこう言ったんだ。
「君は君のペースで下っていい。でも僕はリスクを取らないよ」
救急車で病院に運ばれるより、慎重に行ったほうがいい。
僕の母がテレビで見ているのを知っていた。
頂上で、僕はBjarne (Riis)にこう言ったんだ。
「兄さんに電話して。危険は冒さないよ」




☆お兄さんはリスクを冒す人だから・・・




Contador «2人とも勝者だ »

Alberto Contador


リードは思ったよりも大きかった。
Andy (Schleck)が数回アタックしたけど、僕は彼について行くことを決めた。
最終的に、僕たちは協調体制で走った。
つまり、2人ともこのステージの勝者だった。