シャヴァネルインタビュー

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100401_112446_chavanel-un-palier.html

「 シャヴァネル 1つ階段を上がった 」

1992のJacky Durand以来、フランス人初の優勝を狙ってSylvain Chavanelは
「優勝候補Fabian Cancellara や Tom Boonenへの注目を利用したい」と語った。

Q Sylvain Chavanel、フランドル一周にどのようなコンディションで臨んでいますか?


自分自身も自分のコンディションの具合が分からないんだ(笑)
昨年と同じ準備を行った。
シーズン序盤の結果は、昨年に比べるとよくないけど。
フランドルのセミ・クラシックではコンディションが悪くてアタックしたり、リードしたりはできなかった。
でも今週休んで、調子が1つ階段を上がって、日曜日に向けて準備ができたと思う。

Q あなたにとって Ronde とは?

夢以上のものだ。強い勝ちたいという気持ちだ。
フランドル一周は自転車界で偉大な歴史に彩られている。
その一部分になってみたいものだ。


2009の Rondeは、昨シーズンの中でも自分がとてもがっかりしたレースだった。
過去2年間、フランドル一周を走っている。
だから今年は結果を残したい。
でもそれは難しいことだ。レベルのとても高いレースなんだ。
自分のスプリント能力の限界を考えると、独走ゴールしか勝機はない。
だからチームの戦略やレースのシナリオによるんだ。


昨年はDevolderが独走していた。
だから自分は彼の後ろでアタックするわけにはいかなかった。
たとえ自分がどんなに調子が良くっても。
それがレースだ。

Q クイックステップでの居心地は?


フランドルのチームに溶け込むのは難しいことだ。
彼らには彼らの文化がある・・・
でも自分の昨シーズンのいい結果のおかげで、チームに自分の居場所があるよ。
それに自分にとって、いい経験になる。

クイックステップでの指令は1つ、明快だ。
Tom Boonen がすべて。
彼は一番強い選手だ。
でもレースでは彼以外にも強い選手がいる。Cancellara, Pozzato, Flecha... 沢山いるよ。

Q これらの優勝候補に隠れているというのは利点では?


場合によってはね。
なぜならCancellara と Boonen に注目が集まっている。
それを利用しない手はないだろう。
他に自分はやりようがない。なぜならこのような選手達と対戦すれば、自分を過小評価はしていないけど、
ゴールを競うなんて自分にはできない。

僕はスプリンターではない。
だからと言って、最終数キロ先頭を走れないということではない。

Q ロンドの次の週の日曜日、パリ・ルーベを走りますか?

日曜夜に決まる予定だ。
昨年ルーベで8位だった。
それは自分でも最高成績だ。
自分は北の地獄で勝利を挙げるタイプの選手じゃない。
ある種のレースのスペシャリストにならず、どこにでも顔を出すタイプの選手だ。
自分のパリ・ルーベの出場は、今シーズン何を目指すかによって決まることになる。