3月10日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100309_162128_la-2e-etape-pour-bonnet.html

「 Paris-Nice 第2ステージは Bonnet 」


William Bonnet (Bbox Bouygues Telecom) が Contres 〜 Limoges 間で行われた第2ステージで勝利。
オランダ人 Lars Boom (Rabobank) がリーダージャージを保持。
集団落車が最終1キロで起こった。



先頭でゴールラインを越えた William Bonnet が 2008 Grand Prix d'Isbergues 以来の初勝利。
火曜日午後、 Limogesの通りで、最後のペダルの一踏みがリードを生んだ。
スロヴェニアの Peter Sagan (Liquigas)が、このスプリント中ずっと先頭を走っていたが、追いぬかれ2位。
昨年勝者、スペインの Luis Leon Sanchez (Caisse d'Epargne)が3位。


ボネ


自分にとって、初めての大きな一勝だ。
長い間、待ちこがれていたものだ。

最終1㎞の落車を避けることができた。
そしてゴール400mでスプリントを仕掛けたサンチェスの後ろにつくことができた。


Jimmy Casper とスロヴェニアの Grega Boleにはチャンスがなかった。
右足血腫、膝と右肩打撲。


203 km のコースで、弱風の中4人の逃げ
・Koen De Kort (Skil)
・Laurent Mangel (Saur-Sojasun)
・Jens Mouris (Vacansoleil) ←ロッテルダム6日間にでてた人
・Mauro Finetto (Liquigas)


集団はゴール20㎞でこの逃げを吸収。
その後フランス人 Cyril Gautier がアタックするが、ゴール4 km 地点で吸収される。


月曜日落車したAlberto Contadorは集団の中にとどまった。総合ではボームに25秒差で8位。
Jens Voigt (Saxo Bank) が総合2位で、首位に5秒差。
Luis Leon Sanchez は火曜日レース後3位にジャンプアップ。

水曜日、第3ステージ 208 km は、 Saint-Junien 〜 Aurillac間で行われる。




http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100309_182501_bonnet-j-ai-tout-donne.html

William Bonnet (FRA/Bbox) ステージ優勝


最後のカーブの前の400mでスプリント開始した サンチェスの後につくことができた。
Liquigas (Sagan)の選手と横並びで走っていたけど、100m地点で全力で行った。

自分にとって、初めての大きな一勝だ。
長い間、待ちこがれていたものだ。

このステージを狙っていた。
3年前のパリ・ニースのリモージュのステージでは4位だった。
最後の部分は違うが、ゴール前は自分向きだと思っていた。

僕はカヴェンディッシュやグレイペルのようなタイプの純粋なスプリンターじゃない。
何度か、ゴール前でアタックした。
長年フスホフトのアシストをしていたけど、ようやく自分がこの役割で活躍することができた。

今、自分が勝負に出れるようになって、チームでスプリンターの役割を担うことができるようになった。
スプリントでカヴェンディッシュと勝負できる次元じゃないことは、もちろん認めなくてはならないけど。
他のシーズンと比べて、今シーズン、前にいて、リスクをかけても勝ちに行きたかった。

クラシック?考えてるよ。
ベルギーのrエースの大部分は出場する予定だ。Gand-Wevelgemを除いて。
パリ・ルーベも自分に向いていると思う。自分は重量級だからね。

Luis Leon Sanchez (ESP/Caisse d'Epargne) ステージと総合3位


とてもいい感触だった。
ステージ優勝をとりに、スプリント勝負に混ざろうと決断した。
強い向かい風が、状況を複雑にした。

3位だったけど、とても満足している。
ボーナスタイムで、総合首位にまた近づいたから。

Alberto Contador (ESP/Astana)


緊張感あふれる1日だった。
自分はいいポジショニングがとれなかった。
タイムが良くなることを望んで、その通りになった。
1日1日が勝負だ。

Alejandro Valverde (ESP/Caisse d'Epargne)


Luis Leon (Sanchez)と僕はずっと前から友人で、僕たちはツーカーの仲なんだ。
お互いを完璧に分かり合っている。
このような協調関係があれば、チームに2人リーダーがいるのは良いことだ。
可能な限り、この状況がレースで続いてくれることを僕たちは願っている。
後はレースの状況が決めることだ。
もちろん僕たちだけが優勝候補ではないけれど。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100309_154109_le-tour-de-chauffe.html

「 Tirreno-Adriatico ウォーミングアップ 」


Paris-Niceにはステージレースのスペシャリストが、Tirreno-Adriaticoにはクラシックのスペシャリストが出場。
そのようにおおよそぺロトンは分けることができるだろう。
Contador, Kreuziger, Sanchez そして Valverde は今、フランスでレースの最中である一方、
Alessandro Ballan (BMC), Tom Boonen (Quick Step), Fabian Cancellara (Saxo Bank),
Mark Cavendish (Columbia), Oscar Freire (Rabobank) そして Filippo Pozzato (Katusha) は水曜〜火曜日レースに出場する。


出場者の大部分が Milan-San Remo (3月20日)のためにレースを走る。
昨シーズンは Cavendish が最終ステージで勝利、総合は Michele Scarponi (Androni-Diquigiovanni)

今年はBMCスポーツディレクター John Lelangueが語るように「3つの難しいステージがある」
BMCからは Ballan, Cadel Evans そして George Hincapieが出場。


BMC スポーツディレクター John Lelangue


ステージ4、5、6は、もっとも上りがきつく、脱落者が出るであろうステージだ。
今年はタイムトライアルはなく、各ステージに罠がより散りばめられていることを、知っておくべきだ。

Andy Schleck (Saxo Bank) や Alexandre Vinokourov (Astana) にとって有利なのかもしれない。

月曜日にトレーニング中落車した Alessandro Petacchi (Lampre)の出場は危ぶまれている。