世界選手権TT結果

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090924_164601_cancellara-le-maitre-du-temps.html

「 カンチェラーラ タイムトライアルの巨匠 」

オリンピックタイトルをもつ、スイスのファビアン・カンチェラーラが、
3度目のタイムトライアル世界チャンピオンタイトルを獲得。
木曜日のメンドリジオの49 km のコースを 57'55''で走り切った。
スウェーデンのGustav Larsson 2位、ドイツのTony Martin3位。

ファビアン・カンチェラーラの走りは世界選手権タイムトライアルでも稀有なあまりにも力強かった。
大差の勝利を確信、スイス人選手はゴール前 250mでリズムをゆるめ、両手を挙げ喜びを表し、
群衆の喝さいをゆっくり味わった。
スパルタクス」のパフォーマンスは、タイムトライアルの彼の立場を表していた。
それは「圧倒的」ということ。

1周目の16 kmで、Bjarne Riisの選手は2位の選手に1分差。
彼は平均51 km/hで漕ぎ続けた。
ツールやブエルタのタイムトライアルの勝者、カンチェラーラーは
キャリア3度目の世界チャンピオンタイトル(2006と2007)
日曜日のロードでのダブルを期待されている。

「 カンチェラーラポディウムを決めた 」

新しい世界チャンピオンは、間接的にポディウム入りする選手の決定に影響を与えた。
カンチェの1分前にスタートした、スウェーデンの Gustav Larssonは1周目にカンチェに追いつかれた。
だが彼はサクソバンクのチームメートの走行を模倣するのに成功。
カンチェラーラーを標的とし、Larssonは彼に2分以下の差でゴール(1分27秒)
北京オリンピックに続き、2度目の金メダルを手にした。

カンチェラーラに追い越された2人目の選手 Bradley Wiggins はスイス特急を利用しなかった。
最終周で3位だった英国人は、最後の登りでメカトラの犠牲者になり、自転車を怒って投げ捨てた

銅メダルは最終的にドイツ人 Tony Martinのものになり(3位、2分30秒差)
同国人Bert Grabsch (10位)を窟買いした。
タイトル保持者は起伏の多いコースで勝つことはできなかった。

「 Péraud がトップ15に 」

サスペンションから復帰したカザフの Alexandre Vinokourov
Andrey Kashechkin はポディウム入りできなかった。
前者は8位。

タイムトライアルのスペシャリスト達の中で、フランスチャンピオンの Jean-Christophe Péraud は
失態を演じなかった。
常にアマチュアの、MTB競技者は、初めてのレースを無名でスタート。
だが、Sebastian Langや、スペイン人の Jose Ivan Gutierrez とノルウェーの Edvald Boasson Hagen
のようなルーラーより上位に、タイムトライアルを走りきることができた。
ユースで2度のメダルを受けた、Jérôme Coppelには厳しい結果で56位、7'36''

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090924_185545_cancellara-la-barre-tres-haut.html

カンチェラーラ

パワーを感じた。足もよく周っていた。
トップコンディションのときは、凄いパフォーマンスができることをわかっていた。
それによって精神的な強さが生まれた。
今日、自分は慣習に支えられていた。
自分の故郷の道を走ることは、桁違いのモチベーションになった。
絶対的に、キャリアで最高のタイムトライアルだ。北京のよりも。


日曜日、262㎞走らなければならない。
準備は出来ている。
過去より自分は強くなっていると思う。
だからより自信をもっている。
最善の準備をした。
体の準備もできている。頭はなおさらだ。

準備のはじめは、あまりモチベーションを持てずにいた。
2ど世界選手権や北京オリンピックに勝利した。
でも、すべての努力は、日曜日のレースのためだ。
目標をとても高く設定した。
そのプレッシャーが自分には必要なんだ。プレッシャーによって、時分のモチベーションは増大する。


☆カ、カンチェ、マジ、ダブル狙ってます!!怖〜っ
でも自国のダブル、なんかアリエそうな感じがしてきた!

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090924_192739_peraud-envie-de-bien-faire.html

「 Péraud  上手くやりたかった 」

タイムトライアル第1部にスタートした, Jean-Christophe Péraud はレース12位に終わるまで、
ターゲットタイムになることができた(カンチェに3分43秒差)
タイトル保持者の Bert Grabsch (10位)にたった6秒差。

ジャン・クリストフ・ぺロー

いいレースだったと思う。
第1部でスタートしたかったのは、先立つタイムがなかったからだ。


元オリンピッククロスカントリーのチャンピオンは、昨年2位のカナダのSvein Tuft (12e)や
Sebastian Lang (20e) や メカトラでタイムを失ったBradley Wiggins (21e)より上位。

ぺロー

MTBと比べると、プレッシャーをあまりうけなかった。
ただ、上手くやりたかった。
今までの自信を正当化するためにも。
ぼくを選んでくれた代表監督に感謝している。
レース最中、彼はずっと自分を励ましてくれていた。情報を与えながら。
凄い支えになった。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090924_200646_wiggins-larsson-ne-merite-pas.html

「 Wiggins 「Larsson は値しない」 」

世界選手権タイムトライアルポディウムを争ってきた Bradley Wiggins は
ゴール地点で彼の怒りを説明する数々の理由を語った。

まず、故障を治すためのチームカーなしの状態での最後の登りでのメカトラを呪った。
そして特に公正な条件でレースがおこなわれてなかったことについて怒りを爆発させた。
英国人選手は、カンチェに早い段階で追い抜かれた Gustav Larssonが、
銀メダルを取るためにスイス人のリズムを利用したと語った。

ウィギンス

ラーションが銀メダルに値するとは思わない。
自分的には、このレースの銀メダルはトニー・マルティンだ。

ファビアンから2分差で終えられるなんて、いい結果じゃないかと思う(皮肉だ)
彼が自分を追い抜かしていったとき、驚かなかった。
正直言えば、1周以上カンチェの後ろにいて銅メダルをもらうなんて、それは変な話なんじゃないかな。
たとえ彼との距離差が150mあったとしても。
それはラーションに同じことが言える。


☆レース後ウィギンス、ツイッター結構してた(ぼやきまくり?)
ビール飲みすぎ?(ジャックダニエルじゃなくて良かったかもー)