フランクの離脱について

単語ひとつでは状況がはっきり見えてなかったあれこれ、
シュレック公式http://www.schleck.lu/ で、一番事実に近そうな、詳しい理由が掲載されていました。


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・フランクは長い間、膝の問題をかかえていた。
・膝の問題を解決するためには、早急に手術すべきだという理由で、
・チームドクターはブエルタを棄権すべきだという結論に達した。

フランク

膝の問題は、4月のバスク一周にさかのぼる。
そのときは、クラシックでの自分の役割をこなせないんじゃないかと疑問に思っていた。
でも、春は調子がよかった。
膝の調子はいつもとは全然違ったけれど。

レースが再開してから、すべては上手くいっていた。
でもたびたび膝の痛みを感じる時があった。

ルクセンブルグ1周と、スイス1周の後、痛みがまたぶりかえした。
ツールの期間中、膝の痛みで本当につらい日が何日かあったことを認めなければならない。
ラッキーなことに、どうにかツールを走りきることができて、チームと共に結果を残したのは誇らしい。

でも、来季の準備をするためにも、今こそ手術すべき時だ。
こんな形でシーズンを終わらせるなんて、残念だ。
でも2月から絶え間なく調子をあげてきていた。
だから今シーズンを終える価値があると思う。
一番大事なことは、手術の後、まったく痛みのない状態で、新シーズンを迎えられることだ。


・フランクが今シーズン勝利したのは、カルフォルニアでの女王格ステージ。
・そのあと、パリ・ニースで2位
ルクセンブルグ一周では優勝
・ツール第17ステージ、山岳ステージ優勝


・膝の手術は金曜日、ベルギーのHerentals Clinicで、Dr. Toon Claes によって行われる。
・この手術では、膝の問題になっている組織を取り除くもの
・フランクの主治医によれば、4週間後、自転車に乗ることができるようになる。
(この自転車に乗る、というのは今までどおり、じゃなくて物理的に、ということだと思う)



サクソバンクSD Kim Andersen

フランクは膝に大きな問題を抱えてきた。
手術をするため、ブエルタを棄権を決定したのは、然るべき選択であった。

フランクは4月から、痛みをかかえて走ってきた。
残りの彼のキャリアを考えると、われわれはこの状況を深刻にとらえなければならない。

ラッキーなことに、彼はすぐ手術できることになった。
長いブレイクはあるものの、新シーズンに備えることはできるだろう。
明らかに、彼はブエルタの棄権や、世界選手権、Lombardyに出場できないことを残念に思っているだろう。
彼は出来る限りを尽くそうとしていたのだから。

だが彼の今シーズンは素晴らしかった。
痛みに耐えることのない、来年の彼のチャレンジが楽しみだ。

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レースを見ていても、もう今シーズンはフランクの姿がないんだと思うと、
気落ちして過ごしていました。
去年の15ステージと、今年の17ステージの録画を見直したりして(涙)


でも、あの精神力の強い、不屈のフランクが痛みに耐えて、走ってきたことを思うと、
凄く辛かっただろうな〜。と・・・


今回の手術が成功して、
無事、また走ることができますように☆


JCで走りは見られないかもしれないけど、
お寿司を食べに、ふらっと私服でくるかもしれません(*^ ^*)


復活を楽しみに、その日まで頑張ろう!
しばらくは私の空もグレーだなぁ。。。