第13ステージ

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090717_172418_haussler-sort-du-froid.html


春にセンセーションを巻き起こした Heinrich Haussler (Cervélo) がヴォージュの上りを制し、
第13ステージを独走でゴールした。
Rinaldo Nocentini (AG2R) がマイヨジョーヌを保持。



ハウッスラーの父はドイツ人、母はオーストラリア人のハーフ。
25才になって、ヨーロッパにやってきた。

ハウッスラー

何よりオーストリア人の勝利なんだ。ちょっと複雑な事情はあるけど。
自転車競技は、ヨーロッパだ。ドイツ人パスポートではより事情が簡単なんだ。
でも、自分の子供時代、家族、友達、そして未来はオーストラリアにある、

来年、自分はオーストラリア人になる。
こうしたいと長年思ってきたけど、
自分の元チーム、ゲロルシュタイナーは自分がドイツ人でいることを好んだんだ。

ここから30kmの場所に、自分は住んでいる( Fribourg-en-Brisgau)
このステージは、自分のトレーニング場所だった。何度も通っている場所だ。
上手く登れることも分かっていた。ここで勝てて嬉しい!

雨も、寒さも、自分の好きな条件なんだ。
30度で走るのは嫌いだね。

シャヴァネルのことは、パリニースとクラシック以来、よく知っていた。
彼のことを尊敬している。でも怖くはない。
あの時、はったりをかまそうと思っていた。彼は交代してもあまり引かなかったし、カーブも大回りだった。
ペロトンはボク達を吸収しようとやっきだった。
スポーツディレクターが「行け」と言ったから、自分は加速して、最後まで全力を尽くしたんだ。

この勝利は、自分のキャリアで最もすばらしいものだ。
だってツールドフランスなんだ!

カヴェンディッシュと2人で対決する場面があったら、二度と2位になりたくない、
そう自分び言い聞かせている。それ以外ない!

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090717_182711_hushovd-double-cavendish.html

ポイント賞をカヴから奪ったフスホフト

可能だとわかっていた。この難しい一日をうまく利用したんだ。
大変だったし、とても寒かった。でもこの気象条件は自分に適していた。
チームは峠を超えるため、自分をよくアシストしてくれた。
疲れたけど、チームにとってもいい一日だったと思う。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090717_202935_astana-attendait-les-attaques.html

ランス・アームストロング

こんな寒いツールドフランスは初めてだ。今まで一度もない。
チームは堅固で、よくこの状況をコントロールした。


Bjarne Riis

重要な逃げはなかった。
集団前方でローテーションに加わる必要があった。
でもアスタナがニュートラルにすることに成功。このステージでの我々のイニシアティブを奪った。


Johan Bruyneel

他のチームはアタックする必要性がある。
でもしなかった。
我々は待っている。でも自分たちからしかける必要はない。
気象条件を除けば、レースをコントロールする理由はなかった。
集団前方を走っていたのは、ただ単に危険回避の理由だけだ。


ノッチェンティー

棄権な一日だった。リーダー達はリスクをとらなかった。
自分にとっては好都合だった。
もう1日、静かな日があるけど、ヴェルビエでは難しいだろうな。
コンタドールに6秒差、ランス・アームストロングに8秒差なんて、僅かなタイム差だ。

ランス・アームストロング

ライプハイマーの棄権で25%のオプションはなくなってしまった。
我々は弱くなって、他のチームのやる気は高まっただろう。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090717_212444_chavanel-tombe-sur-plus-fort.html

Patrick Lefevere

凄いハウッスラーに負けた。シャヴァネルはできる限りやった。バスの中では話すことすらできなかった。


シャヴァネル
(30分後にバスを出て)
逃げることを決めていた。レース序盤は強かった。でも今日、一番の難所の峠で引き離された。
最後には高脂血症になった。
彼には勝てなかっただろう。ハウッスラーは自分よりスプリントでも早い。
でも4位をキープすることができた。

ツールドフランス2度目の雨の日だ。バルセロナの次に。
その時も、自分は前にいた。
降参はしない。またチャレンジするよ。もっと出来る限りスピードをあげて。
力を弱めたのは自分なんだ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090717_214632_leipheimer-opere-avec-succes.html

Levi Leipheimer が金曜日、ナンシージャンヌダルク病院で手術を受け、手術は成功。
直後アスタナは、ライプハイマーが出来る限り早くアメリカに帰ることを発表。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090718_001807_freire-et-dean-pris-pour-cibles.html

Oscar Freire (Rabobank) とJulian Dean (Garmin)が空気銃に打たれて負傷。
Bannsteinの上りでの出来事だった。

フレイレ
血腫はあるけど、明日はスタートできる。それが一番大事なことだ。

Deanは左手の指に負傷。
打ち主は即座に逮捕された。