ツールドフランス第1ステージ

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090704_211600_cancellara-sans-aucun-doute.html

第1ステージのタイムトライアルを制したファビアン・カンチェラーラのインタビュー


Q Fabian Cancellara, あなたはこのタイムトライアルを制するために、リスクを冒しましたか?


もちろんリスクを取ったよ。でも通常の範囲のリスクをね。
ちょっとでも臆病になることと、靴が滑ってしまうことを恐れていた。
でも、本当にうまく自分の自転車を操縦できた。
誇らしいよ。優勝候補を含めたみんなに勝てたんだ。それを思うと、さらに誇らしい。


Q 後半の下りや平坦コースで、あなたは集中でいましたか?

このコースの登りは知っていた。
最終的に、平坦コースでリードを広げられた。
メンショフの姿をそこで見つけた。
そこが、自分がリードを作った所だ。
カジノに向かう登りで、 Bjarne Riisが自分に、パワフルないい走りだしだと言ってくれた。
それから、頂上までペースをキープして、頑張ったんだ。
コンタドールに18秒差、それは本当に凄いことだ。


Q マイヨジョーヌはどれだけキープしていたいですか?

できるだけ長く。
コース全長は 3500 kmある。
チームタイムトライアル(火曜日)まではきーピしていたいな。
ロンドンでのように(2007年、彼は7日間キープした)
それは凄くいいことだと思うけど、そのためには明日から戦わなきゃならない。
今のところ、自分は有利だけど、でも集中力を切らさないようにしなければならない。


Q 3月、最悪な時期を経験しましたね?それから何が変わりましたか?

沢山のトレーニングと犠牲だ。
落車の後(トレーニング中)自分のコンディションを再び取り戻すのに、大変だった。
辛い時だった。何故なら3、4年間、すごい勝利が続いていたから。
落車のけがは自分にとって初めてのことだった。
辛かったのは、自分の目標は春のクラシックだったからだ。
Tour des Flandresが目標だった。

でも、シーズンは長いことが分かっていた。
ジロも数キロ出場したし、スイス一周の前にいいトレーニングができた。
スイス一周には、自分のコンディションがどのくらいか知らずに出場したのだけど。


http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090704_213148_contador-content-du-resultat.html



Alberto Contador (ESP/Astana, 2位)

がっかりはしていない。結果には凄く満足だ。
カンチェラーラは偉大なチャンピオンだ。
チームでのランス・アームストロングとの共存?
あまり心配していないよ。
メディアは衝突があると騒いでいるけど、チーム内の関係はいいんだ。
ライプハイマーとアームストロングがいて、ボク達は強いチームだし、目指すのはツールを優勝することだ。
ジャージを着替えたいな(山岳賞ジャージを着ている)。できれば黄色いのが着れたら、と思っている。


Carlos Sastre (ESP/Cervélo)

自転車上での感触はよかった。
でもヘルメットの一部が壊れて、それがちょっとだけ集中するのを妨げた。
つまり、自転車でのいいポジショニングを取るにいたらなかったということだ。
何故ならヘルメットが落ちたから。タイムもロスした。
でもこれは事故とは言えず、結果たいした影響はなかった。
感触はよかったし、あまりタイムを失わなくて幸いだ。
結果に満足だ。特にツールの手始めとして、それは最も自分にとって重要なことだから。


Tom Boonen (BEL/Quick Step)

ここに来ることができたことだけでも満足だ。
今年は、スプリントに強い選手がチームにいない。
コロンビアが一番スプリントで仕事をするだろうね。
よく観察して、勝つことを目指すよ。
もし、上手くいけば、第一週からスプリントポイントが獲得できるし。

でもボクは5年前と同じボクじゃない。
パリには、ポイント賞ジャージで到着したい。
というこてゃ、スプリント勝負でポイントを稼がなくてはならない。
2007年は、ツールに100%の状態ではなかった。
ステージを獲った後、同じようにいくことを祈っている。


David Millar (GBR/Garmin)

満足だ。いい感触だった。
最後を除けば、いいレースをした。
美しいコースだったよ。
アームストロング?彼は大スターの1人だ。
彼の復帰はいいことだ。違う側面を自転車レースに与えてくれるからね。



http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090704_210925_chavanel-impressionne-par-astana.html

Sylvain Chavanel (FRA/Quickstep,16位)

上位10位に入りたかったけど。でもタイムは納得のものだった。
上位10位以内にたくさんの選手を送り込むアスタナのようなチームを考えても、
自分はいい2009ツールをしたいと思う。
クラシックからツールまであまりレースを走っていない。
カタルーニャ一周とスイス一周だけだったけど、いい感じで準備ができたよ。


Pierre Rolland (FRA/Bouygues Telecom)

自分にとって初めてのツールドフランス、凄い大感激だった。
タイムトライアルはあまりよく走れなかった。
初めから飛ばしてしまって、立て直したときには脚が痛かくなった。。
ツールドフランスについて、ボクの頭の中に夢がいっぱい詰まっているんだ。
この3週間で実現できることを祈るよ。
ボクの名前が沿道で聞こえて、テレビを見てくれる人に喜びを与えたい。
観衆が僕たちを路上で応援してくれることも。


Brice Feillu (FRA/Agritubel)

上手く走るのが凄く難しいコースだった。
登りはとても長いってことじゃなかったけど、
休むことが全くできなかった。
スタートラインに立つ時は、不安だった。
スタート台まで、まちがった道を教えられて、もうちょっとで遅れるところだった。
スタート直前20秒に、スタート台に辿り着いたんだ。


Jérôme Pineau (FRA/Quickstep)

モナコのスタートを批評する人がいるのを知っていた。
でも、本当に美しいコースだった。
凄いチャンスだった。あまり風を感じなかった。
でも順位を決めたのは風じゃなくって、難易度だったんだけどね