グベールのインタビュー

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Stéphane Goubert (AG2R-La Mondiale)のインタビュー

16年目のキャリアの、ナルボンヌ出身のStéphane Goubertはまだプロ入りして勝利をあげていない。
グルノーブルの最も特徴的なIzoard峠を登った後、ブリアンソンの高台、Vaubanの街の中心で
このモンペリエ出身選手はまた失敗してしまった。
2005フランスチャンピオンPierrick Fédrigoと、ベルギー人のVan de Walle (Quick Step)の後ろ、
Vincent Lavenu の選手は3位に終わった。

Vélo club. Net (Q)Stéphane, 今日の勝利を逃したのは、あなたに何が欠けていたからですか?

Stéphane Goubert (A)
たくさんのことが欠けていた。本当にたくさんのことがね。
それをIzoardの麓から感じていた。
そのときすでに凄い感触というものがなかった。
つまり自信がかけていた。

そして Pierrickはこのタイプのゴールに本当に向いているんだ。
力の限りを尽くしたけど、でも出来なかった。
Pierrickを驚かせようなんてことは、とても、とても難しいんだ。
彼はpuncheurで、勝利者だ。残念だよ。


Q:最後、あなたはどうしようと思ったのですか?


Gargouilleの前では100%負けるかどうかは分からなかった。
それから、自分は全力を尽くしたが、 Pierrickについていくことは出来なかった。

Izoardで、ゴールのためにできる限りの力をためてながら、
他の選手を絞るために、できる出来る限りのことをした。

峠は知っていたし、一番傾斜があって、きついArvieuxが近づいたときに最善をつくした。
他の選手たちはこの場所を上手くクリアーできなかった。
それからは、他がなすがままにしておいた。
Pierrick は凄いモチベーションを持っていた。他の2のモチベーションはそれほどでもなかった。
後は、戦術が必要だった。
4人、5人、6人であろうと、それは関係なかった。


Q そのとき Pierrick, 登りで一瞬足を失ったと。


そうなんだ。でも彼は自分と同じことをした。特別な選手じゃなければ、努力するもんだよ。


Q この1日はあなたにとって、いい日でしたか?3位にも関わらず?


今までにステージ優勝を狙って多大な苦しみを味わってきた。
今日はちょっとマシだったな。
ここにきたのは、総合10位に入るため、そしてステージ優勝をとるだめだ。
まあ、今日はまたダメだったけど、明日、また明後日もあるかもしれない?


Q あなたはIzoardの下りで離されましたね?どうしてでしょうか?


要は、Gargouilleのふもとで、逃げ仲間たちを驚かすために最後尾にいた。
自分はとてもとても遠いとことからアタックをしかけたかった。
でもPierrick は最後、一番簡単な所でレースを支配した。自分にとっては難しい所で。
彼はボクを捕まえて、パヴェで抜いて行った。
加速して、ついていこうとしたけど、上手くいかなかった。


Q Laurent Fignon に一言?

A 彼に訪れた大きな不幸だね。本当に辛いことだろうな。
彼はチャンピオンなんだ。彼は最後まで戦いぬくと思う。
自分は彼がその戦いに勝つことを祈っている。
もしそうなれば、それこそ彼にとって最も素晴らしい勝利だよ。


Q 昔より今の方が、皆ドーピングしているという彼の言葉についてどう思いますか?

A そう言ってるのは彼だよ。
彼は傷ついているんだ。心がボロボロなんだ。
思うに、彼は発言を訂正しなければならないと思う。

ともかく、今は彼のことを考えてあげなきゃならない。彼の病気のことも。
彼が自力で抜け出られますように。それ以外は空論だよ。


Q 彼は誇張していると?

A 
そうだ。彼は誇張している。
まだドーピングしている選手がいたとして、すべてみんな同じだと見ているんだ。
ドーピングはちょっとずつペロトンから消えて行っている。そう思いたい。
すべての選手をひとまとめにしないでほしいね。
でなければスポーツをやめるべきだ。


Q Stéphane, いつかは勝利できると思っていますか?

A 
自分にはもう多くの時間は残されていない。
もし、数年前だったら、今日のように打ちのめされてはいないだろう。
今日は、昨日よりもよかっただけだ。
ヴァントゥーでは50位だった。
これは本来の自分のレベルではない。
昨年のツールと同じコンディションだったら、結果は違っていただろう。


Q レース前方を走るということは、チームの気概にとっていいのでは?

A いいことだと思う。でも勝利はさらにもっといいものだ。
毎日逃げにいるのいいことだとは思えない。
一度はそうして勝ちたいものだ。
我々はそうやって、すでに2位、3位、6位につけている。


☆フィニョンさんへの言葉に、グベールの優しさを感じました。。。
フェドリゴは、グベールにこのステージを獲らせたかったと言っていましたが、、
ツールドフランスには去年と同じく、いいコンディションで臨めますように☆