１０月１７日 - véloに恋して

ドーピング事件の余波はまだまだ広がる・・・

ランス・アームストロングは来週に行われる「ツールドフランス２００９」のプレゼンに出席しない

ということは、という記事。
再三、アームストロング側の発言では、復活は「ツールドフランスでまた走るため」と
（時には謙虚に）繰り返されているけれど、
ツールドフランス側からの明確なレポンスは未だなし。

ジロデイタリアからは招待、それを快諾、
しかも自身初チャレンジのグランツアー。
「ツールドフランス」に向けての調整にはなるが、彼の一番の目標ではない。

こうしたマスコミを含めた喧騒にかかわらず、フィジカルな準備は着々と進めている様子。
最近、アームストロングの独占的なインタビューアーとなているガゼッタデルスポーツによると
「夏には82kgあった体重を、今は76kgに落とした」
さらに２kg、ツールドフランスのスタートまでに落とす予定だという。

アスタナでのポジションもまだ決まっていない。
2007のツール、2008のジロの勝者のコンタドールがリーダーのままなのか？
結果は来年６月までにははっきりすることだろう。

サイエンスロットがベルンハルト・コールと結んだ３年契約を無効とした。

３年契約・・・すごいことだったんですよね。。。

ドイツの放送局『ＡＲＤ』が２００９年のツールドフランスを放映しないことに。
「ドーピング事件の増加によってツールドフランスのスポーツとしての価値が下落、視聴率の下落が見込まれるため」とのこと。

『ＺＤＦ』もＡＲＤの方向に従う方向。

2007年にもPatrik Sinkewitzがドーピング陽性反応だったとき、放送を中断したそうですが・・

さらに

ドイツツアーも中止。

ＢＤＲドイツ自転車協会？がこのドーピングの増加をうけて大会の中止を決定。

ＵＣＩは再検討を喚起。

France Télévisionsのディレクター、Daniel Bilalianは
ドイツの放送局、ＺＤＦとＡＲＤがツールドフランス2009の放送を取りやめる件について
ＡＳＯ支持を表明。

ドイツは自転車大国。残念だが、これでツールが終わる訳ではない。
ツール・ド・フランスはただのスポーツ競技ではない。
７月に、何千万のフランス人が沿道で、同様の数がテレビの前で毎年見守る歴史的瞬間なのだ。

そしてさらに「180カ国で、そのうち168カ国はライブで放映されている」ことにも触れた。

９４回目のジロ・デル・ピエモンテで、リクイガスのベンナーティが勝利☆

美しい画像を探したけど、まだないみたい・・残念＞＜

ＡＲＤへのＡＳＯの見解。
ドーピングした選手に目を背けるだけでは、ドーピングと戦うことにはならない。
解決する方向を探さなければ、なにも解決しないと批判。

ＺＤＦにも再検討を要請。

ＵＣＩもドイツツアーの廃止について検討を要請。

ガーミンに２００８所属した Christophe Laurentが2005、2006に在籍していたアグリチュベルに再移籍。
2007年はクレディアグリコルに所属していた。
３１歳