4月11日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_171207_cancellara-les-a-ecoeures.html

「 Paris-Roubaix Cancellara 、彼らのやる気をなくさせる 」

フランドル一周の勝利から1週間、
Fabian Cancellara が Paris-Roubaix を50 km独走で勝利。
Tom Boonen (5位)

あまりにも自身と力に満ちた、大胆なアタックは、他の優勝候補達を茫然とさせた。
Fabian Cancellara がフル回転でゴール50km地点のMons-en-Pévèleでアタック、
スイス偉人は少し気違いじみた賭けにでた。
だが最終的にそれは成功。
向かい風にもかかわらず、10の石畳区間を独走。
追走集団でかたまっている優勝候補達に最後まで抵抗、驚きのタイム差で第108回 Paris-Roubaixで勝利した。
Mur de Grammontでその力を示した ''Spartacus'' は、彼のモチベーションと、ペダルを踏む力がゆるぎないことを証明してみせた。
石畳のレースの勝者となることで、Tom Boonenから5年後、同国人Suterから87年後に
スイス人選手はダブルを達成した10人目の選手となった。

「 ボーネン(5位)ポディウムから脱落 」

Trouée d'Arenberg (ゴール90 km地点)と初めの石畳は、リーダーたちに打撃を与えなかった。
チームSaxo Bank とQuick Stepはかく乱され、ボーネンとBoonen と Cancellara はチームメートなしの状態だった。
その後、数々のアタックをベルギーチャンピオンが、
そしてアウトサイダー達が(Sébastien Hinault, Frédéric Guesdon, Leife Host,...)行い、
カンチェラーラは最終的に5つ星の石畳区間 Mons-en-Pévèleの入り口でアタックをしかけた。
優勝候補達の後ろで、Boonen はエネルギー補給の最中だった。
追走を決断したクイックステップのリーダーは、すぐにEddy Merckxや Franco Balleriniを引き継ぐであろうチャンピオンに対しての努力が
無駄に終わることを悟った。
Leif Hoste, Filippo Pozzato, Thor Hushovd らは、あまりのタイム差に意気消沈、
カンチェラーラの後ろで結束することはなかった。


3度の世界チャンピオン、オリンピックタイムトライアル金メダルの Fabian Cancellara は
徐々にタイム差を広げて行った。
スイス人は、彼らのライバルにゴール40㎞地点で40秒差、30㎞で 1'45''差、20㎞で2'42'' 差。
優勝候補筆頭であった Boonen はポディウム入りもできなかった。
Juan Antonio Flecha (3位) と Thor Hushovd (2位)に Carrefour de l'Arbreで引き離され、
2度のタイトル保持者は、最終的に5位。クラシックシーズンを勝利なしで終えた。
フランス人選手達は無駄にSpartacusに対してアタックをしかけた。
TGV Cancellara に Mons-en-Pévèleであらがった Sébastien Hinault (AG2R) はトップ10入り(9位)
ゴールラインを越えるとき、優勝選手は泣いていた。

フランス人のパフォーマンス


9位  Sébastien Hinault (AG2R)
12位 Arnaud Coyot (Caisse d'Epargne)
19位 Frédéric Guesdon (FDJ)
20位 Mathieu Claude (BBox)
34位 Alexandre Pichot (BBox)
41位 Mathieu Ladagnous (FDJ)
46位 Sébastien Minard (Cofidis)

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_223606_ils-sont-partis-battus.html

フスホフト(サーベロ)2位


僕らはすぐに追いつけないと分かった。
彼が50mリードしたら、もう終わっているんだ。
結束することができなくて、ローテーションを拒む選手もいた。
嬉しいよ。
今年、自分に何も起きなかった。

Filippo Pozzato(昨年2位)


カンチェラーラは常人より凄い足を持っている。彼は強すぎる。

ボーネン(5位)


他のチームは2、3人選手がいた。
何度か逃げだそうとした。
自分が集団の後ろにいたとき、Fabian (Cancellara)はアタックした。
Mons-en-Pévèleの後、リードはまた広がっていった。
でもある選手達にとっては、2位であればよかったんだ。
とてもイライラした。
なぜなら、自分はいい足があるのに。
最後に、自分はハンガーノックになってしまった。
多分、カンチェラーラに自分は勝てないかもしれないけど、
今回は自分のチャンスを守ることができなかったんだ。

フレチャ(3位)


残ってるやつらに対してたたかった。
自分のこの3位に満足するべきなんだと思う。

ハモンド(4位)


ファビアンは宇宙人だった。
後ろに残された僕たちは、すぐに2位のために走らなければならないことを理解したんだ。
僕たちは2位と4位の結果を残せた。
悪くないと思う。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_181544_hinault-a-vu-des-etoiles.html

Sébastien Hinault (AG2R/9位 フランス人最上位)


とても疲れた。
リーダーたちの前でアタックした時、抵抗しようと頑張った。
でもハンガーノックになってしまった。
2度目の補給地点のサコッシュを受け取れなかったからだ。
それがなければ、ボーネンのグループについていけたと思うし、4位争いもできただろう。
最終15㎞でトップ10する可能性が見えて、集団に吸収されるのに抵抗した。
前にいる選手達のメンツを見れば、凄いことじゃないかと思った。
へとへとになったけど、とても嬉しい。

Jimm

Yohann Gène (BBox/62位)


チームは1人、先頭集団に送り込まなければならなかった。
その一人に自分がなれたから、嬉しい。
それから、リーダーWilliam (Bonnet)がパンクする不運に見舞われた。
彼が集団に戻るのに、手助けしようと頑張った。
1日中先頭で逃げていると、何もできなかった。彼も同じくだ。
残念だった。ついてなかったんだ。

Jimmy Engoulvent (Saur-Sojasun/83位,タイムアウト


なにも後悔することはない。
午前中、逃げ集団にいた。
チームは2人も前線に送り込んだ (Stéphane Pouilhes)
あんなに早くに吸収されて残念だった。
リーダーたちの戦いは、あまりにも早い時期にやってきた。
道端の雰囲気、あんなにも沢山の人がいたから、
タイムアウトであっても最後まで走らなければならない状況だった。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_202717_breschel-touche-au-genou.html

「 P.-Roubaix Breschel 膝を負傷 」

アウトサイダーとして、そしてFabian Cancellaraの貴重なアシスト, Matti Breschel が日曜日のレース序盤に棄権した。
膝の痛みで、A Travers la Flandreの優勝者は棄権を余儀なくされた。

ブレッシェル


ちょっと心配なんだ。
以前こんな痛みは経験したことないから。

☆お大事に・・・

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_211259_rossi-s-impose.html

「 A travers la Drenthe Rossi 勝利 」

Enrico Rossi が日曜日、オランダのHoogeveenで勝利。
Ceramica Flaminiaの選手は、スプリントで逃げ仲間のオランダのArnoud van Groen (Vacansoleil)を制した。
Coen Vermeltfoort (Rabobank Continental)が集団スプリントを制し、32秒差で3位。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100411_215049_sanchez-comme-a-la-maison.html

「 GP Primavera Sanchez がホームで 」

Euskaltel-Euskadi は、チームの選手のダブルで喜んでいることだろう。
1位 Samuel Sanchez 2位 Igor Anton Hernandez.
オリンピックチャンピオンは、1バスクのレースを、1週間後のアルデンヌクラシックの準備のため加えた。
ゴールラインをチームメートに5秒のリードをつけ超えた。
後に続く集団のスプリントを制したのは Frank Schleck (Saxo Bank) で、3位。
彼はスタート後5㎞から弟のアンディ、総勢8人の逃げに加わっていた。
逃げはゴール25㎞で吸収された。

☆フランクとアンディが一緒に出てる!
しかも一緒に逃げ〜!?