ボーネン 最高の目標

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2010/20100223_102232_boonen-ambition-maximum.html

シーズン初頭の3ステージで優勝した
トム・ボーネンは勢いを止めようとしない。
目標はルーベ、ツール、世界選手権・・・そしてタイムトライアル

2004年から、トム・ボーネンはシーズンをカタール一周のステージ優勝ではじめてきた。
2010年も例外ではなく、さらに Tour d'Oman優勝を加えた。
要約すると、2009年調子をあげて終えたボーネンは、2010年に向けて調子を整えて臨んだのだ。
彼の秘訣は?

「自転車への愛さ」

一時期メディアの重圧に耐えかね、コカイン陽性。
2年連続ツールを逃した(2008は不在、2009は棄権)


トム・ボーネンレキップの火曜日のインタビュー)

すでにたくさんの勝利を収めてきた、そういうときに自分のキャリアは来ている。
もし自分が勝ったとしても、みんな、競技をしている他のチーム選手、同じチームの選手でさえ、普通のことだと感じる。
だれも本当に喜んではくれないんだ。
そういうことは、大打撃なんだ!

そんな時は、自分に「OK、もうたくさんだ!」そう言って、
すべてまたはじめからやり直すんだ。


「すべてはじめからやり直す」それはボーネンにとって、
カタール1周の1ステージに勝つこと。
そして同様に2004年からずっと勝利している春のクラシックで勝つことを意味する。


トム・ボーネン

クラシックに昨年と同じコンディションで臨みたい(Kuurne-Bruxelles-Kuurne とParis-Roubaixで勝利、Grand Prix E3で2位)
たくさん強い選手が出場する。(Fabian) Cancellara, (Filippo) Pozzato, (Alessandro) Ballan, オマーンで見かけた選手だ。
これは真のライバル意識だ。
ベルギーでPhilippe Gilbertと戦うことは、さらにモチベーションをアップさせてくれるね。


「 2012年ロンドンオリンピック、タイムトライアルに照準を合わせて 」


Roger De Vlaeminck の Paris-Roubaix 4勝という記録は「彼の『さらにモチベーションをアップ』で破られるかもしれない。

トム・ボーネン

自分は De Vlaeminckが走っているのを見たこともない。
それに、自分は自転車界のアイドルなんかじゃない。
偉大な選手だから尊敬に値するわけじゃないんだ。
小さな選手たちが大きな選手より成績を残しているスポーツはある。


※偉大と大きいはGran


アイドルでなく。
しかし彼の目標はかなり明確にされている。
カヴェンディッシュより早く』スプリントの問題からかなり遠ざかっている。

今シーズン末、30歳になるボーネンは、
「真剣にタイムトライアルに取り組んでいる」という。

それは驚くことではない。
なぜならベルギー人選手はすでに昨年、ブエルタで結果を残しているからだ。
(プロローグ(4,5 km)2位9秒差、バレンシア(30㎞)11位1'03"差、2ステージともカンチェが優勝)


トム・ボーネン

ベルギーではタイムトライアルのスペシャリストがいないんだ。
だから2012年ロンドンオリンピックのロード部門とタイムトライアルで自分が選ばれてほしいと思っている。

タイムトライアルで輝きたいという目標のほか、
ベルギー人選手は同様にTour de Bruxellesステージ優勝、メルボルンでの世界選手権も目標に掲げる。
もう疑いはない。ボーネンは(また)復活したのだ。


びっくりー!
テオ・ボスとの対談で
ロンドンオリンピックを目指す話は本当だったんですね!!!

http://d.hatena.ne.jp/naranja2010/20100223/1266923149

打倒カンチェ???