フランス選手権女子

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090625_111850_56e-titre-pour-longo.html

「 ロンゴが56勝目 」



56勝!50歳の Jeannie Longo が木曜日、フランス選手権タイムトライアルを制して、
トリコロールのフランス代表ジャージを獲得した。

世界的生きた伝説の自転車選手は、この木曜日 Saint-Brieuc で
29個目のロード競技(ロード、タイムトライアル合計)での優勝、
タイムトライアルで9回目、2度連続、1999年からは8回目の優勝を飾った。
まったく驚異的な記録である。

http://fr.wikipedia.org/wiki/Jeannie_Longo#Championnats_de_France 下の表参照

23,5 kmの行程を、グルノーブル出身選手は30秒以上ライバルの Edwige Pitelに差をつけた。
ジャンニ・ロンゴの監督はオリンピックチャンピオン(1996)の夫 Patrice Ciprelliだ。

ジャンニ・ロンゴ

うまくスタートが切れたわ。
はじめの上りもなかなかうまくいった。

でもスタート地点で、検察官が私の自転車を持って行こうとしたの(認可の件で)
最終的に自転車を私のところにもどしてくれたけど、それはスタート数秒前だったわ!

彼女のライバルも同じ困難に見舞われただろう。
だが、彼女は他の自転車でスタートを余儀なくされた。

ジャンニ・ロンゴ

コンピューターが4年前のものだったから、対応できていなかったと思うわ。


レース中、タイムやリードを把握することなく、ロンゴはほぼ「盲目状態」で走らなければならなかった。


ジャンニ・ロンゴ

ウォーミングアップ中に、自分は無線機(イヤホン)を落としてしまった。
で、よく聞こえなくなってしまったの。
だから、ホントにどのぐらいリードしているのかも分からなかった。
たぶん、沢山じゃなくて、ちょっとリードしてるとは思ったけど。


2位は30秒差、Edwige Pitel, 42歳もロンゴの結果を祝福した。

Edwige Pitel

嬉しいわ。
だって、私たちは若くないという理由から、世界選手権出場枠からつまみ出されるところだったから。
だから、私はできるだけジャンニに近いタイムでゴールしたかった。
そして出来る限り他の選手たちにリードを広げてね。


「他の選手」のトップは Marina Jaunatre, 27歳がフランス選手権第3位。

Marina Jaunatre

長い間出場を危ぶまれていたの。
甲状腺に問題があって、5月末から6月初めまでレースを中止することを余儀なくされていたのよ。
握りこぶしの骨折の後遺症もあったし。
だから自分の目標はポディウム入りだったわ。


ロード競技は土曜日午前中。 Jeannie Longo はまたタイトルを狙ってくるだろう・・・


レキップの動画(たぶんテレビ放映中、電話が伝わった感じ)で
家族や友人たちとお祝中のロンゴの声、

スタート前の自転車をもっていかれてしまったトラブルとか
まるで「オモシロかったのよ〜」みたな感じで話していて

やわらかくて、可愛らしくて、
レースでこんなにも勝利をかっぱらっている選手とは思えない、声・・
やさしい、繊細そうな女の人の声でした。。。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090626_164522_un-duel-longo-vs-pitel.html

「決闘 Longo vs Pitel」

Jeannie Longo, 木曜日のタイムトライアルフランス選手権チャンピオンは、ロード競技でのダブルを狙う。
Edwige Pitel が彼女の一番のライバルになるだろう。

「私は優勝候補じゃないわ」

1979年から20の優勝ブーケをかっさらった(そのうち11回は連続、79〜89)
ジャンニロンゴはそう言った。
タイムトライアルでの優勝後、グルノーブル出身選手は最良のコンディションではないことを語った。
そしてまだ6月に患った気管支炎が完治していないことも。

ロンゴは彼女のライバル Edwige Pitel (42 才)の名前を一番の優勝候補とあげるのを欠かさなかった。
ロンゴによると、 Pitel は絶好調で、今年優勝するには最もいい位置にいるとのころ。

2人の女性は永遠のライバルで Rhône Alpesのチームメートである。
そのライバル関係は、Jeannie Longoの夫であり、監督のPatrice Ciprelliが、
ロンゴと同じくPitelの監督も行うことを決めてから、さらに高まって行った。

木曜日のタイムトライアルで2位だった Pitelは、
難しいコースだと認め、2つの急斜面がゴールにすぐつらなっていることを指摘した。
そしてそれは彼女にとって有利だと発言した。

Pitel

罠の多い街中のコースもあるけど、それも自分の得意分野だわ。


2人の優勝候補のほか、若手が存在をアピールしようとしている。
Christel Ferrier Bruneau (Béziers) 昨年のロンゴの2番手,
Julie Krasniak (Lorraine), フランス選手権タイムトライアルユース
Marina Jaunatre (Vienne Futuroscope) 木曜日のタイムトライアルで銅メダル

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/20090627_123303_ferrier-bruneau-surprend-longo.html

ゴール2kmの先頭3人、
土曜日の Saint-BrieucでJeannie Longo はフランス選手権ロードタイトル保持することができなかった。
50歳にしては若い、木曜日のタイムトライアルの優勝者は、3位に甘んじた。
1位は Christel Ferrier-Bruneau
2位は Marina Jaunatre.

シクロクロススペシャリスト(今年のフランス選手権シクロクロスは2位だったが)
彼女は最終1kmで見事なアタックを仕掛け、他のライバル2人は反応することもできなかった。

来る7月8日に30歳を迎えるFerrier-Bruneauは木曜日のタイムトライアル3位のJaunatreに2秒リード。
ロンゴに4秒差。
56タイトルを持つロンゴの最大のライバル Edwige Pitelは、最終2kmでちぎれ、5位25秒差。

Béziersチームの選手は、キャリア初の大勝利をつかんだ。


こんな人〜