5月22日

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_173452_menchov-la-victoire-et-le-rose.html


ジロ メンショフ ステージ優勝とマリアローザ

Denis Menchov が第12ステージ、ステージ優勝とマリアローザを獲得。

すでに先週水曜日ドロミテでステージ優勝を上げているロシア人は、
ジロ100周年を祝うこの大会の目玉でもある、チンクエテッレのタイムトライアルで優勝、
ライバルたちに大差をつけた。

ただアメリカのLevi Leipheimer (Astana)だけが20秒差であった。

メンショフのタイムは 1h34'29" このタイムはディルーカから総合ジャージを奪うのに十分なタイムだった。
ディルーカは 6位で 1'54" 差。


http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_202917_menchov-la-dedicace-a-horrillo.html
メンショフのインタビューのみのアドレス)

メンショフ

このステージ優勝と、マリアローザを Pedro Horrillo に捧げたい。
(オリリョは落車、崖から転落で重傷、ベルガモの病院にいる)
彼の落車はとても厳しい一撃だった。凄くショックだった。

マリアローザはほんの数秒で争われている。
アタックを期待しているよ。
Di Luca や、もちろん Leipheimer。 そして Pellizotti, Basso そして Sastreも。
これらの選手は経験豊かな選手たちだ。

2、3日前から暑くなってきた。
これはかなりタイムトライアルでは重要なファクターだ。
でも本質的には、体のコンディションが大事だ。

自分は絶好調だ。
イイチームにいるし、チームが日ごとより良くなってきている。
たとえ Pedro が欠けてしまったとしても。

ディルーカは凄いモチベーションでこのレースに臨んでいる。そしてジロの経験も豊かだ。
彼はボーナスタイムを狙ってくるだろうね。



ディルーカ

満足している。
メンショフはとても強かった。でも自分は満足だ。
速いペースで出発したから、2度目の上りで疲れを感じた。

長かったよ。
このタイムトライアルが永遠に続く様な気がしていた。
よくマリアローザを守ったと思う。出来る限り早く、奪い返したい。


ライプハイマー

このタイムトライアルをみんな楽しんでくれたと思う。
なぜならこのタイムトライアルは、走る選手にとってまさに『苦行』だったからだ。

でもいいすごい経験だったし、2位だったことに自分自身評価したい。
メンショフは今日最も素晴らしい走りだった。


総合では明暗が分かれ、
ディルーカライプハイマーだけがメンショフに40秒差。
後は Franco Pellizottiが4位、2分差をつけられている。


11位、メンショフから 2'17"差のバッソ

とてもキツいタイムトライアルだった。
結果は例外的ではない。
でも総合はまだ争う余地がある。
アタックしかけるしかない。


2頭体制のリクイガスは頭を悩ませる日々が続くだろう。

アスタナはランスが13位、 2'26"差。
Janez Brajkovicが4位、1'17"差。

コロンビアは失墜。
Michael Rogers と Thomas Lövkvist が大きく順位を下げた。
前者は14位 2'46"
後者は28位 5'01"

このシンジラレナイタイムトライアルは海沿いで行われ、雨にはふられなかったが、
調子のいい選手たちに微笑んだ。
マイヨヴェールの Stefano Garzelli (Acqua e Sapone)は3位、 1'01"差。
Bradley Wigginsは 6位、差は2分弱であった。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_194227_pelizzotti-pas-de-hierarchie.html

ジロ リクイガス、 Franco Pellizottのインタビュー(現在総合4位)

リクイガスチームでヒエラルキーはなく、
バッソリーダーというのはマスコミが作ったもの。
ぺリゾッティは自分の好調を強調。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_195517_armstrong-dure-et-epique.html

ランス・アームストロング

キツイが、雄大なステージだった。
どちらかといえば、いい感じだった。
トップ10入りはできなかったが、1か月前だったら(骨折中)
こんなことは不可能だと思っていた。
満足すべきだろう。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_171323_sanchez-en-haute-altitude.html

ブエルタ・ア・カタルーニャ

スペイン人の Julian Sanchez Pimienta (Contentpolis-Ampo) が独走で
この大会で最も難しいと考えられていた第4ステージを制した。
ゴールは頂上ゴール。

スペイン人29歳は、総合では20位にも入っていない。
だがチームに素晴らしいステージ優勝をもたらした。

この選手はプロ入り6年。最後の上り1kmでアタック。しかも超級山岳であった。

Julian Sanchez Pimienta

他のレースで活躍はしていたけど、優勝したことはなかった。
今回、自分の実力を確認することができた。

伝説の峠で、ゴールラインで両手をあげてガッツポーズできるなんて、苦労した価値があった。
それに凄い選手たちの前でゴールできたなんてね。
このスペイン人選手は、この勝利によって今後も走り続けたいと思ったとのこと。


彼の後ろでは、総合争いがアンドラの上りで繰り広げられていた。
アイルランド人の Daniel Martin (Garmin) のゴール6km地点での凄いアタックは、
総合首位 Alejandro Valverde (Caisse d'Epargne) からリードを奪った。

しかしバルベルデは差を縮めることに成功、 Martin と2秒差で終わった。
バルベルデは最終的な優勝への1歩となる、総合ジャージをキープ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090521_214347_hutarovich-en-costaud.html

Circuit de Lorraine

ベラルーシの Yauheni Hutarovich (Française des Jeux) が第2ステージをスプリントで制した。
2位は Mattia Gavazzi (Diquigiovanni) 3位 Sébastien Turgot (Bbox)

総合はポルトガルの Manuel Antonio Cardoso (Liberty Seguros)が保持。
2位Martin Elminger (AG2R)は4秒差、3位 Anthony Roux (Française des Jeux)