ジロ第7ステージ

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090515_170800_boasson-hagen-chante-sous-la-pluie.html


「 ボアッソン・ハーゲンが雨のステージを制する 」

ノルウェーの21歳 Edvald Boasson Hagen が、初のグランツアーでの勝利、
ジロ第7ステージを雨の中制した。

カヴェンディッシュのアシストは、逃げ仲間のスプリントを制した。
その中には南アフリカの Robert Hunter (Barloworld), ロシアの Pavel Brutt (Katusha)
イタリアの Davide Vigano (Fuji), Alessandro Bertolini (Diquigiovanni)がいた。

Bertolini は単独で、今日の唯一の難所であるPasso Maloja 峠の直後、ゴール36㎞地点でアタック。

Sébastien Hinault (AG2R) がフランス人最上位で14位。
Tyler Farrar (Garmin)13位、Alessandro Petacchi (LPR)15位。
LPRの Danilo Di Luca はマイヨローズを保持。


Thor Hushovd と同国人の Boasson Hagen は厳しい気候条件を好むようにも思われる。
4月の Gand-Wevelgem で優勝した時も雨であった。

チームタイムトライアルの優勝チーム、コロンビアは、
マイヨローズを Cavendish と Thomas Lövkvist、
そして Lövkvistは彼2度目のジロでのステージ優勝で新人賞。

Boasson Hagen.

ボクは全くのスプリンターじゃないけど、集団があまり強くないときはスプリントを制することができる。

このほか、第7ステージではチームアスタナのユニークな動きが見られた。
唯一それに参加していないのは、カザフの Andrez Zeits

それは彼らのジャージから主なスポンサーである名前が消えているのだ。
選手の報酬の支払いが遅れている件だ。

Johan Bruyneel

状況が改善されるまで、我々はこのジャージで走るつもりだ。




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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090515_130918_astana-disparait-des-maillots.html

「 『アスタナ』が消えたジャージ 」

ヨハン・ブリュイネル

選手たちはたった2ヶ月分の給料しか今年は受け取っていない。
このジャージの変更で、状況が変わればいいと思っている。
われわれはプロだから、いい仕事がしたいし、それでこういう方法をとった。

昨晩、すでにカザフスタンからリアクションはあった。
だがそれは言葉だけのことだった。
物事がうまくすすむまで、まだ何か他の手段もあると思う。

(ヴィノの復帰、ランスの新チームの動きに、このカザフの行動が関係しているかという問いに)

関係あるとは思わない。たぶん経済的な問題だと思う。
今、あらゆる人が困難をかかえている。
それは本当のことだと思う。
でも、この種のことは起こりうることは理解しなければならない。
座って待っていることはできないんだ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090515_195503_l-uci-exige-une-situation-claire.html

UCIはカザフスタンに状況改善を請求

状況が改善されなければサスペンション、またはプロライセンスの取り消し


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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090515_212130_beats-d-admiration-pour-boasson.html

「ボアッソンへの賞賛 」

ペタッキ

ペダルの一踏みがシンジラレナイほど凄い。
若い世代で最強の選手の一人だ。

ディルーカ

彼は今後、沢山のレースに優勝するだろう。
とても高いクオリティーの持ち主
彼なら500mからでもスプリントができるだろう。


カヴェンディッシュとの違いは、謙虚なところとも・・

ボアッソン

カヴは世界最高のスプリンターだ。
ボクの仕事は彼のアシスト。
それにとてもいいヤツなんだ。

ボクは彼みたいに早くないし、
でも自分のために走れる機会があったら、もちろん勝つよ。

優勝したGand-Wevwgemは、クラシックだった。
ジロでステージ優勝も、また何か特別なものだ。
比べたくはないし、この二つのレースで勝てて嬉しいよ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090515_203843_di-luca-et-les-risques.html

ディルーカ

下りゴールはリードを広げるにはいいステージじゃない。
はじめは曲がりくねっていて、でもその後はテクニックをそんなに必要としなかった。
ベルトリーニは一人でアタックをあえてした。

今朝、昨日のゴール、難所についてランス・アームストロングがボクに話しにきた。
でもこのステージは、コース自体は危険じゃない。
雨が物事を複雑にしているんだ。

ランス?
彼は鎖骨骨折してから怖くなったのかもしれないね。


ランス・アームストロング

25マイルの下りに、雨。いい感じじゃないな。
選手たちは青ざめてたよ。

サストレ

今年のジロで初めて雨が降った。
ゴールの下りでは特に注意しなければならない。
ステージはきつかった。
この2つの250kmのステージで、今後慣れてくると思う。