ジロ第4ステージ

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_173208_di-luca-et-lpr-sans-partage.html

3番目のLPR3勝目である。

ペタッキの勝利のスプリント2連発の後、 Danilo Di Luca が火曜日のジロ初の山岳ステージを勝した。

主なリーダーはニュートラルな結果、だが最後の数キロで、
2007ジロ優勝者のペタッキの調子の良さがはっきり示された。

Di Luca は総合でも好位置につけ、
マイヨローズの Thomas Lövkvistに2秒差で2位。

ランス・アームストロングは最終1kmで引き離され、初めて限界を見せた。


第4ステージは、ドロミテ登場。レースは大きな動きはなかった。
だが2つの峠、そして最後の上りは、優勝候補たちの力量をすでにある程度示していた。

リクイガス、それよりちょっと劣るランプレ、
そしてペロトンを大きく動かしていたのは、才能豊かなLPR。
マイヨローズを着た Alessandro Petacchi が自らアシストとなり、
スタート50㎞地点にある始めの峠を引き、6人の逃げを吸収しようとしていた。

リクイガスの選手たちやバッソの働きににも関わらず、
コンチネンタルプロチームが最終13kmののぼりを制した。


Jens Voigtは、初めは6人、そして3人、最後には1人の150kmに及ぶ逃げの最後の生き残りで
アルデンヌのクラシックを思い起こさせる最後の上り、2500mで吸収された。

元ツール山岳賞の Juan Mauricio Soler (Barloworld) はのぼりで理想的なアタックをしかけ、
競争相手の前に躍り出た・・・だがそれもゴール50mで終了。

その中でDanilo Di Luca (LPR) がStefano Garzelli (Acqua Sapone)

Franco Pellizotti (Liquigas)をリード

落車しかけたクネゴは、リーダーの役割を果たすことができなかった。

☆あと個人的に気になった第4ステージの写真

出走前のペタッキ


アイウェアもローズ色!


ベッティーニ


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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_193638_di-luca.html


ディルーカ

このステージはどうしても勝ちたかった。
この勝利を、震災に見舞われた自分の故郷、 Abruzzesにささげたい。
(4月に大地震が起こったローマの近郊は、ディルーカの故郷のご近所)

7分もリードを広げた、有力選手達の逃げをつぶしてくれた、
チームメートのすばらしい働きに感謝する。

頭脳戦だった。
頭のいいスプリントをしたと思っている.

今年ジロは2007の時のようだ。
自分が Montevergineで優勝した時みたいな。
Alpe di Siusi (水曜日)も勝ちたい。
ランス・アームストロングとリードを広げるためにもね。。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_201732_soler-essaiera-encore.html

Thomas Lövkvist (SUE/Columbia) 新マイヨローズ

本来はロジャースを守る予定だった。
でも彼がスプリントで遅れてしまった。

できるかぎりこのマイヨローズを着ていたいと思う。

チームは、すばらしい気骨にみちている。
メカも最新鋭だし、やり方も最も現代的だ。

スエーデンではあまり自転車競技に関心がない。
今日のスタート前に、スエーデンの記者に出会えて、とてもうれしかった。

ツールドフランスも走りたい。
そしてそこには自分のトップフォームで臨みたい。
でも、今のジロでもいいコンディションだよ。


Mauricio Soler (COLO/Barloworld) ステージ4位

道が斜面になってから、すぐ登りだした。
自分はこのステージの主役の1人だ。

いい足ももってたし、勝てると思った。
でも最後の数メートル、斜面はそれほどきつくなかったんだ。
もし、もっと傾いていたら、自分にとって有利だったのに。

今後、またアタックするよ。
それにこのジロに、チームはいいクライマーを引き連れてきている。
Cardenas, Bellotti, Augustyn, Bellottiのような。


Ivan Basso (ITA/Liquigas) ステージ8位

ブラボー!Di Luca とそのチーム!
Pellizottiがスプリントを先に仕掛ける予定だったんだ。Di Luca はとても爆発的だから。
でも Soler の遠くからのスプリントは、混乱を引き起こした。

自分は、いい感触だよ。



Jens Voigt (GER/Saxo Bank) ゴール2.5kmで吸収

失敗したけど、自分のパフォーマンスに満足している。
ディルーカのチームが働くだろうから、初めから勝つのは難しいとわかっていた。
Danilo がステージを取りたいことも分かっていた。

でも自分にやってみようって言い聞かせたんだ。

フォイクト、かっこよかったよ〜!!!


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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_124229_armstrong-vote-rogers.html

第4ステージの前、ランス・アームストロングは、レース後マイヨローズを着るのは
マイケル・ロジャースだと予想していたらしい。

ランス・アームストロング

(レース前)
このステージですべて自分が知っていることは、他の選手から聞いたことだった。
ヤツらはキツイけど、超級山岳のレベルではないと言っていた。
脚のテストにはなるな。
前にいることに心がけるつもりだ。
でも明日(第5ステージ)は、もっと急斜面だ。

グランツアー初のかなりの上りだった!
興奮するよ。
心配かって?いいや。本当に緊張してない。
むしろたるんでるほうだ。
誰もボクが逃げをかますなんて、思ってやしないし。


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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_185331_armstrong-s-en-contente.html

ランス・アームストロング(試合後)

脚はまあまあだった。一日中よく働いてくれた。
最後にちょっと引き離されたが、でも自分のグランツアー初めての上りとしてはまあまあの出来だった。
ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオンでの落車以後では初めてなんだ。
すべて考えると、自分は満足だ。

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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090512_135521_troisieme-abandon.html

第4ステージ、スタート11km地点で落車、
ケスデパーニュのスペイン人選手Francisco Perez がジロを棄権
☆お大事に〜