アムステルゴールド関連

アムステルゴールドレース関連



http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090419_170355_la-surprise-ivanov.html


ロシア人の Sergueï Ivanov (Katusha) が第44回アムステルゴールドレース
Caubergの山頂で、オランダ人 Karsten Kroon (Saxo Bank)と1対1のスプリントを制して優勝。
もう一人の『レース地元選手』若き Robert Gesink (Rabobank)が3位でポディウム入りした。



イワノフ

10年間、このレースを優勝することを目指していた。
逃げに2人のオランダ人がいて心配だった。
だが、そのうち、クローンと自分がゲシンクに山のふもとで差をつけた。
その時、これは2人の勝負になると悟った。



3人の選手たちは10km弱で集団と差をつけた。
そしてこの数メートルのリードは、優勝候補たちを遠ざけることに成功した。
4位は Philippe Gilbert。2008の優勝者Damiano Cunego (Lampre)は5位。
Benoît Vaugrenard (Française des Jeux) がフランス人で最上位で12位。
Jérôme Pineau (Quick Step)13位。Sylvain Chavanel は24位。



優勝候補に名を連ねなくても、ロシア人はアムステルのスペシャリストだった。
2002年は Michele Bartoliについで2位。これは写真判定であった。
2004年8位、2006年10位、2008年7位。
彼はアムステルゴールドレースを制した初めてのロシア人となった。
そしてパリ・ルーベでポッツァートボーネンに優勝を奪われたチームカチューシャにとっても、
クラシックでの初めての勝利となった。



アスタナの元Tモバイルの選手、34歳は最終20㎞でレースをものにした。
Roman Kreuziger (Liquigas)に対してイワノフはニバリとともにカウンターアタック
Vincenzo Nibaliがチームメートを助けるために紳士的にイワノフに対して引くことを拒んだ。
(ニバリいい選手)
その後、この日最後の上り、Keutengergの手前で、
より強いとみなされていた彼はクローンのアタックを封じることができた。

このイワノフの勝利は有力チームの失敗をも意味した。
ケスデパーニュがレースを支配するかと思われたが、バルベルデは牽制され
ゴール20㎞地点のFrombergで繰り広げられた勝負に参加できなかった。




ラボバンクフレイレによってダイナミックな展開をもたらした。
だが、Caubergのふもとでゲシンクがリード。

サクソンバンクは、フランクシュレックが落車にみまわれ、
クローンとアンディによる攻撃は最終段階で失敗。

逃げは6人の選手によって (Terpstra, Arashiro, Klimov, Bertogliati, Timmer, Bozic)
最大15分のリードをもたらした。
その生き残り、Niki Terpstraはカウンターアタックの小集団に吸収され(Freire, Agnoli, Burghardt)
ゴール37km地点で先頭集団再編成が行われた。
小競り合いはあったものの、優勝候補の姿はあまり先頭では見られなかった。
イワノフがレースを完璧に彼のものにした。




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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090419_194818_ivanov-un-grand-jour.html

イワノフ「素晴らしい日だった!」


Sergueï Ivanov (RUS/Katusha) 優勝者


チームにとって素晴らしい日だった!
ロシア人みんなこのレースの勝利を達成するために凄い仕事を成し遂げた。
ロシアのプロジェクトに、この勝利を自分がもたらせたことが誇らしい。
1998からこのレースを走っていて、ここで何かできるだろうと思っていた。
そんな理由から、 Gand-Wevelgem や Paris-Roubaix には、フランドルツアーの後出場しなかった。
最後の上りの 400 mで、クローンと凄く近い感覚で走っているのを感じた。
150mで、こう自分に言い聞かせた。「乗るかそるかだ」
50mで、自分が有利だと悟った。
このレースは自分に合ったレースだ。
Liège-Bastogne-Liège ?
それは自分にはちょっとキツすぎる。





Philippe Gilbert (BEL/Silence)4位


がっかりだった。レースを勝つだけの脚はあった。
Keutenbergで、アンディのアタックの後はつけたけど、ゲシンクが発射した時はついていけなかった。
その時自分は回復最中だったんだ。
チームは強かった。 Caubergでリードできると思ったけど、その時すでにイワノフが前にいた。



Damiano Cunego (ITA/Lampre)5位

コンディションはいいよ。
ミスを犯したとは思えない。
すべきときに、すべきことをした。
ジルベールが先頭集団に復帰できなかったとき、自分にはチームメートがいなかった。
バッランがいてくれたらなぁ…
次の2つのクラシックはもちろん勝ちにいくよ。
特に Liège-Bastogne-Liègeはね。





Andy Schleck (LUX/Saxo Bank)10位 

ベスト10入りおめでとー!!

フランクの様態をレース中聞いて、安心することができた。
フランクが優勝した年2006、アタックした場所よりちょっと早くアタックした。
ジルベールさえ自分の後ろにいなければ、何かできたのに。
その後は大きな乱闘はないよ。


Christian Knees (ALL/Milram)11位

なかなかいい順位にいれて満足。
最後の上りでは脚が痙攣するのを感じた。
自分のベストを尽くしたと思う。
10位以内を目指していたけどね。


Vincenzo Nibali (ITA/Liquigas)19位
最後に脚がなかったけど、頑張ったと思う。
コースを知らなかったんだ。

(@@@@)

イワノフがクルイジガーのカウンターアタックを仕掛けたとき、
チームメートのために引かなかった。協力しなかった。
自分にとては Liège-Bastogne-Liègeに向けて、いい幸先になったよ。

☆この選手、ひょっとしてすごく性格がいい人?

☆追記
チームリクイガスでは
・ニバリがレースの性質を理解していなかった
・無線トラブルがあった
ことで反省会が開かれた模様
http://www.alfoo.org/diary22/ktyottan/
マッサー中野さんの携帯ブログ
ビールごっちがお詫びの印?

Alejandro Valverde (ESP/Caisse d'Epargne)21位

悪いところはなかったと思うけど、それとは対照的に、
最終局面で、レースにあまり出場していなかったことを、脚で感じた。
毎年、歴史は繰り返される。
いつもボクはレースの直前にやってくる。
3つのアルデンヌクラシックは、自分には一番難しいレースだ。
1週間で、だんだん調子があがってくることを願うよ。



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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090419_202028_f-schleck-a-quitte-l-hopital.html

フランクシュレック退院

アムステルゴールドで落車した、フランクシュレックの様態が心配されていたが、
彼は数時間後、マーストリヒトの病院を退院。
軽い脳震盪ということで、夕方には病院から退院の許可をもらった。
検査では、骨折はみられなかった。
水曜日の Flèche Wallonne の出場は、レース前日にサクソバンクチームで取りきめられる。


☆よかった〜〜〜!!!



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http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2009/20090419_203031_vertebres-cassees-pour-m-lloyd.html

M. Lloydは椎骨骨折

アムステルゴールドレースでフランクシュレックとともに落車、地面に横たわっていた
オーストラリアの Matthew Lloyd (Silence)は椎骨を3本骨折。

サイレンスロット・スポーツディレクター Hendrik Redant

彼はまだ動けない。
だが大きな血腫があるとわかったときより彼はいい状態に脱してきている。


彼は仙骨も骨折している。
オーストラリアチャンピオンの24歳は最低木曜日までは、
落車後運び込まれたマーストリヒトの病院に入院。
レース復帰予定はまだ分からないが、1か月以上かかるだろう。


☆お大事に・・・・
復帰、できますように(祈)